海南市議会 > 2019-03-07 >
03月07日-04号

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  1. 海南市議会 2019-03-07
    03月07日-04号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    平成31年  2月 定例会               平成31年           海南市議会2月定例会会議録                第4号           平成31年3月7日(木曜日)-----------------------------------議事日程第4号平成31年3月7日(木)午前9時30分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第62号 平成30年度海南市一般会計補正予算(第9号)日程第3 議案第1号 海南市道の駅活用事業者選定委員会条例について日程第4 議案第2号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第3号 不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について日程第6 議案第4号 海南市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第5号 海南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第6号 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第7号 海南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第8号 海南市介護保険条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第9号 海南市農林水産事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第10号 海南市公民館条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第11号 海南市民会館条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第12号 海南市巽コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第13号 海南市民交流センター条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第14号 海南市スポーツセンター条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第15号 海南市体育館条例の一部を改正する条例について日程第18 議案第16号 海南市運動場条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第17号 海南市テニスコート条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第18号 海南市ゲートボール場条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第19号 海南市室内温水プール条例の一部を改正する条例について日程第22 議案第20号 海南市住民センター条例の一部を改正する条例について日程第23 議案第21号 海南市保健福祉センター条例の一部を改正する条例について日程第24 議案第22号 海南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について日程第25 議案第23号 海南市地域排水処理施設条例の一部を改正する条例について日程第26 議案第24号 海南市下津斎場条例の一部を改正する条例について日程第27 議案第25号 海南市双青閣条例の一部を改正する条例について日程第28 議案第26号 海南市農村婦人の家条例の一部を改正する条例について日程第29 議案第27号 海南市民農園条例の一部を改正する条例について日程第30 議案第28号 海南市つり公園シモツピアーランド条例の一部を改正する条例について日程第31 議案第29号 海南市漁港管理条例の一部を改正する条例について日程第32 議案第30号 海南市道路占用料条例の一部を改正する条例について日程第33 議案第31号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例について日程第34 議案第32号 海南市改良住宅条例の一部を改正する条例について日程第35 議案第33号 海南市わんぱく公園条例の一部を改正する条例について日程第36 議案第34号 海南市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例について日程第37 議案第35号 海南市準用河川条例の一部を改正する条例について日程第38 議案第36号 海南市港湾施設管理条例の一部を改正する条例について日程第39 議案第37号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例について日程第40 議案第38号 海南市下津港湾会館条例の一部を改正する条例について日程第41 議案第39号 海南市都市下水路条例の一部を改正する条例について日程第42 議案第40号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第43 議案第41号 海南市別所扱沢地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第44 議案第42号 海南市上谷周辺地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第45 議案第43号 海南市幡川横田地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第46 議案第44号 海南市簡易水道統合整備事業による共同井戸地区における水道建設に係る分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第47 議案第45号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第48 議案第46号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について日程第49 議案第47号 平成30年度海南市一般会計補正予算(第8号)日程第50 議案第48号 平成30年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第51 議案第49号 平成30年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号)日程第52 議案第50号 平成31年度海南市一般会計予算日程第53 議案第51号 平成31年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第54 議案第52号 平成31年度海南市後期高齢者医療特別会計予算日程第55 議案第53号 平成31年度海南市介護保険特別会計予算日程第56 議案第54号 平成31年度海南市地域排水処理事業特別会計予算日程第57 議案第55号 平成31年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第58 議案第56号 平成31年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第59 議案第57号 平成31年度海南市水道事業会計予算日程第60 議案第58号 平成31年度海南市病院事業会計予算日程第61 議案第59号 市道路線の認定について日程第62 議案第60号 海南市教育委員会委員任命の同意について日程第63 議案第61号 海南市公平委員会委員選任の同意について日程第64 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第65 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第66 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について-----------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 諸般の報告から日程第52 議案第50号 平成31年度海南市一般会計予算まで-----------------------------------出席議員(19名)      1番  橋爪美惠子君      2番  瀬藤幸生君      3番  森下貴史君      4番  中家悦生君      5番  和歌真喜子君      6番  岡 義明君      7番  黒原章至君      8番  上村五美君     10番  川口政夫君     11番  東方貴子君     12番  片山光生君     13番  宮本憲治君     14番  磯崎誠治君     15番  栗本量生君     16番  川端 進君     17番  川崎一樹君     18番  米原耕司君     19番  榊原徳昭君     20番  宮本勝利君-----------------------------------説明のため出席した者   市長            神出政巳君   副市長           伊藤明雄君   教育長           西原孝幸君   病院事業管理者       若宮茂樹君   総務部長          塩崎貞男君   くらし部長         岡島正幸君   まちづくり部長       北野 正君   会計管理者兼出納室長    山東昭彦君   教育次長          池田 稔君   消防長           杖村 昇君   水道部長          石本和俊君   総務課長          山縣秀和君   企画財政課長        中野裕文君   管財情報課長        中 圭史君   税務課長          橋本伸木君   市民交流課長        井内健児君   危機管理課長        尾崎正幸君   市民課長          黒崎直行君   日方支所長         辻 博生君   野上支所長         岡田慎司君   社会福祉課長        仲 恭伸君   高齢介護課長        瀬野耕平君   保険年金課長        中納亮介君   子育て推進課長       土田真也君   健康課長兼海南保健福祉センター長                 楠間嘉紀君   環境課長          妻木孝文君   産業振興課長        中阪雅則君   地籍調査課長        田中幸人君   建設課長          川村英生君   都市整備課長兼用地対策室長 久保田雅俊君   区画整理課長        上田 穣君   管理課長兼港湾防災管理事務所長                 森下順司君   下津行政局長        濱端直行君   業務課長          山本 満君   医療センター事務長     藤田裕之君   教育委員会総務課長     山香吉信君   生涯学習課長        井口和哉君   予防課長          得津佳男君   選挙管理委員会事務局長   野上修司君   監査委員事務局長      口井智之君   農業委員会事務局長     西谷勝宏君-----------------------------------事務局職員出席者   事務局長          宮井啓行君   次長            小柳卓也君   専門員           樫尾和孝君   副主任           堀内進也君-----------------------------------                           午前9時30分開議 ○議長(川崎一樹君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) これより日程に入ります。 日程第1 諸般の報告を行います。 事務局長から報告させます。 宮井事務局長 ◎事務局長(宮井啓行君) 報告いたします。 平成31年3月6日付海総総第700号をもって、市長から議長宛てに議案第62号 平成30年度海南市一般会計補正予算(第9号)の追加提出がありました。 提出された議案は、既にお手元に配付されているとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △日程第2 議案第62号 平成30年度海南市一般会計補正予算(第9号) ○議長(川崎一樹君) 日程第2 議案第62号 平成30年度海南市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 皆様、おはようございます。 昨日、追加提出させていただきました議案第62号について御説明申し上げます。 議案第62号の平成30年度海南市一般会計補正予算(第9号)は、プレミアム付商品券事業において、総額431万6,000円の増額補正をお願いするものであります。 なお、これに要する財源は、国庫支出金及び諸収入を充当しております。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 提案理由の説明が終わりました。----------------------------------- △議事の延期 ○議長(川崎一樹君) お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案第62号の議事は延期し、後に審議いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。----------------------------------- △日程第3 議案第1号 海南市道の駅活用事業者選定委員会条例について及び日程第4 議案第2号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第3 議案第1号 海南市道の駅活用事業者選定委員会条例について及び日程第4 議案第2号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については関連がございますので、一括議題といたします。 当局から説明を求めます。 中阪産業振興課長   〔産業振興課長 中阪雅則君登壇〕 ◎産業振興課長(中阪雅則君) おはようございます。 議案第1号 海南市道の駅活用事業者選定委員会条例の制定について御説明申し上げます。 本条例につきましては、本市が整備を進める道の駅活用事業者を選定するための委員会を設置するに当たり、必要な事項を定めるため、条例の制定をお願いするものでございます。 制定の内容でございますが、第1条に、道の駅活用事業者を選定するため、海南市道の駅活用事業者選定委員会を置く。 第2条に、委員会は、市長の諮問に応じ、道の駅の活用事業者の選定に関する事項について審査する。 第3条に、委員会は、委員8人以内をもって組織する。 第4条に、委員会に委員長及び副委員長各1人を置き、それぞれ委員の互選により定めるをそれぞれ規定するものでございます。 なお、附則でございますが、施行期日として平成31年4月1日から施行するといたしてございます。何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 次に、議案第2号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 第1条は、道の駅活用事業者選定委員会の委員の報酬日額を7,700円とする規定を追加するものであります。 第2条は、第1条で追加した道の駅活用事業者選定委員会の委員の報酬日額に係る規定を削除するものでございます。 なお、附則についてでありますが、第1条の道の駅活用事業者選定委員会の委員の報酬日額の追加の規定は平成31年4月1日から、第2条の道の駅活用事業者選定委員会の委員の日額を削除する規定は平成32年4月1日から施行することとしてございます。 以上、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) おはようございます。す。 それでは、お聞きしたいと思います。 海南市道の駅活用事業選定委員会条例について、新しく1年限定で選定委員会を設置していくという内容でございますので、まずはその中で1年間でこの選定委員会さんが行う年間のスケジュールの中での選定の期間や選定の方法、事業者の募集期間などはどのように行われていくのかを、まずお聞きしたいと思います。お願いいたします。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 7番 黒原議員の御質疑にお答えをいたします。 海南市道の駅活用事業者選定委員会のスケジュールですが、全体の流れで申し上げますと、新年度当初からは募集要項の作成に取りかかり、募集要項策定後、6月下旬ごろに第1回選定委員会、その後、募集要項を公表、配布するとともに、説明会を開催し、一定の周知期間を設けた後、事業者から応募申請を受け付けし、応募期間終了後に第2回選定委員会を開催、そして、秋ごろには最終審査として第3回目の選定委員会を開催することを考えております。 なお、活用事業者の募集期間につきましては、事業者の準備期間に配慮し、また多くの事業者に応募いただけるよう、一定の期間を設けたいと考えております。 また、選定方法につきましては、事業者から企画提案をいただくプロポーザル方式により活用事業者を選定していく予定としております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君
    ◆7番(黒原章至君) 事業の流れはそれでよくわかりましたが、その中で2点ちょっとお聞きしたいんですけれども、前回の開会日のときに、道の駅整備基本計画素案ということで説明を我々は受けたんですけれども、その中で、選定していく方法が、まず指定管理候補者事前選定方式が濃厚であるような説明を受けたわけでございます。 その中で私は、本年度、平成31年度でも指定管理者制度の選定委員会ちゅうのは海南市の中では設置されて、運営していくというような事業の計画ちゅうんかな、予算をとっていますんで、指定管理者を選定するに当たり、従来今まで指定管理の選定委員会が選定してきたところで選定はなぜできないのか、なぜしないのかっていうところの違いがあるんであれば教えていただきたいし、その性質がよくわからないので説明をしていただきたいと思います。 今回の委員さんに8人、2人は市の職員さんであろうから、6人の委員さんは今の指定管理者制度の中の委員さんとはどのように違うのかを説明していただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 再度の御質疑にお答えをいたします。 道の駅の活用事業者を指定管理者委員会で選定できないのかという趣旨の御質疑かと思いますが、指定管理者選定委員会と道の駅活用事業者選定委員会では設置目的が違っております。 また、今回提案いたしました道の駅の活用事業者の選定委員会といいますのは、施設の設計、施工、運営方法等について提案をいただいて、最もすぐれた提案内容である事業者を施設運営の予定事業者として選定する機関であり、一方で議員御指摘の指定管理者選定委員会といいますのは、道の駅の設置条例が制定された後に、条例の内容に照らし、施設を適正かつ効果的、効率的に管理運営いただける事業者であるかという視点で選定する機関であると考えています。 なお、道の駅活用事業者選定委員会で選定された事業者は、一旦は施設運営の予定事業者として施設設計の検討に加わっていただきますが、設計、造成工事、そして建設工事が進み、道の駅の開駅の具体的なスケジュールが見込める状況になったときに、改めて施設を管理運営する事業者としてふさわしいか否かについて、再度、指定管理者選定委員会などにより審査をしていただくという流れになっていきます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) わかりました。 最後に、平成31年度では基本計画がスタートしてつくっていくという形に、4月からスタートになるんですけれども、じゃ、設置をされた委員会の中で活用事業者というのが決まるのは、大体秋ごろやというように先ほど説明があったんですけれども、選定された業者が秋ごろから入っていくのには時間的に1年しか、基本設計のほうがスタートは早い中で、秋口から選定業者が入った中で基本計画でうまいこといくんかいな。その辺はどのように事業内容が整備されていくんかなというのがよくわからないので、その辺をお示しいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 選定委員会で選定された活用事業者は、基本設計にどのようにかかわるのかといった趣旨の御質疑でございますけれども、従来では行政が主となって施設を設計、建設し、その後に施設の管理運営をしていただく事業者を選ぶという方式が多いわけでありますが、道の駅の運営では集客や商業についてのノウハウが必要となり、また一定の収益を生む施設でなければならないということから、道の駅の施設運営の予定事業者を事前に選定する方式をとり、選定された事業者には施設の設計段階から加わっていただく。そして施設内の導線やレイアウトを効果的にかつ効率的に管理運営できるよう、また民間事業者のノウハウが発揮できるような施設となるように、基本設計を計画するに当たり、その計画段階からかかわっていただくというふうに考えているところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 以上で通告による質疑を終了いたします。 次に、本案について御質疑のある方ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 今、黒原議員からも質疑ございましたけれども、まず選定委員会の8人の委員についてお聞きしたいと思います。 今、黒原議員から市の職員は2人だというような話もございましたけれども、この市の職員2人というのはどういう役柄の人で、1番の学識経験を有する者というのがどういった方で何人、それから3番に市長が必要と認める者とありますが、どういった方になるのか、その8人のメンバーについて教えていただきたいのと、それから委員の一般公募は行われないのかについて教えてください。 また、この委員会において事業者を選定することになるわけですけれども、どのような選定を行って、その過程は市民には明らかにされるのかということを教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 1番 橋爪議員からいただきました3点の御質疑にお答えをいたします。 まず、1点目のこの選定委員会のメンバーの構成についてですけれども、学識経験者につきましては、大学の教授を想定しております。そして、あと公認会計士、あとは税理士、または中小企業診断士等の中から2人、そして観光部門として観光協会の中から1人、そして商業部門として商工会の中から1人、そして地元菓子業者、そしてまちづくり部長、そして下津行政局長を今のところ想定しております。 この考え方ですけれども、次の2点目の一般公募をするのかというところにもかかわってきますが、この選定委員会といいますのは、基本的に運営がきちんとできるかどうかという観点を審査するということになりますので、提案内容のすばらしさということもさることながら、その事業者がきちんとした運営を継続していくことができるかとか、どのような実績を持っているのかとか、財務諸表はどうなっているのかとか、そのような実際の運営に直接かかわってくるような内容について審査をいただくということを考えておりまして、一般公募については考えてございません。 それと、選定内容につきましては、先ほど申し上げましたように、さまざまな提案が寄せられる可能性もあるんですけれども、収支資金計画がきちんと策定できているかとか、人を集客、収益を上げることが可能な事業提案になっているかというような点、その点なんかも重要視をしているところでございまして、内容についての公表については、まだそこまで検討が進んでおりませんので、今後の検討課題として捉えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 御答弁いただきましたが、委員のメンバーです。市の職員がまちづくり部長と行政局長ということで、あと学識経験を有する者が6人と考えていいのか。大学教授というのは、どういった分野の大学教授を考えていらっしゃるのかということをお願いしたいと思います。 それから、選定についてなんですけれども、今はまだそこまで考えてないということですね。皆さん期待しているものでもあると同時に、どんなふうにされるのか心配しながら見ている面もあると思うので、道の駅ができるというPRとともに、明らかにしていくということも大事じゃないかと思うんですが、これからということでよろしくお願いしたいと思います。 それから、選定方法なんですけれども、来てくださる事業者がどんだけいるのかなと。それから選んでいくというのをプロポーザル方式でやって、選んでいくからこの委員会をつくるわけですけれども、見通しとして持っていらっしゃるのかなと思うんですが、1社だけとかにならないように、選べるようにというのが大事だと思うんです。せっかく委員会を設置しているのですから。そこら辺についての見通しについてお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 1点目の選定委員の大学教授はどの分野かという御質疑でございます。これに関しましては、観光分野の専門の先生をお願いをしたいというふうに今考えております。 次に、2点目のプロポーザルへの応募の見通しですけれども、事業者ヒアリングやサウンディング調査を実施してきた中で、複数の応募が見込めるというふうに考えておりまして、3社ないし4社はあるのではないのかなというふうに今考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) この計画を知り得た市民の方々の声を聞けば、一定期待している方々も多いかなと思うんですけれども、そもそもこの計画は最近急に浮上してきたように思うんですけれども、この位置です。いろいろもしこの道の駅ということで考えるならば、この位置の関係はもっといいところもあったのではないかと思うんですよ。有田海南バイパスのかかわりでこういうふうになってきたのかなとは思うんですけれども、その点、どのようにしてここということに設定されたのか。ましてや土地の造成から、一から始めないとならないということなんですけれども、その点、位置をここに設定したという経緯を教えてください。 そして、一定の収益、そして経営するに当たってノウハウも必要ということなんですが、それはそういうふうに思います。しかし、もう今道の駅といえばあらゆるところにできていますわね。ですから、例えば風光明媚なところに設置するとか、水道管が隣接しているとか、温泉つきとか…… ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君にお願いいたします。 議案に直接関係のある質疑をお願いいたします。 ◆6番(岡義明君) 関係あります。それで、遊園地なんかも隣接しているところもあるんで、果たしてこの計画が、この選定委員会にかかわってくるんで、うまいこといくんかなという心配があるんですが、その点の考えをお聞かせください。 ○議長(川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。                           午前9時53分休憩-----------------------------------                           午前10時開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3 議案第1号及び日程第4 議案第2号の議事を継続いたします。 ただいま、6番 岡 義明君の質疑については、予算での質疑でお願いいたします。 他に御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 第2条、委員会は、市長の諮問に応じ、道の駅の活用事業者の選定に関する事項について審査するとあります。先ほど、橋爪議員に対する質疑の答弁に対して、運営を継続できるのか、あるいは収益を重視等々の答弁がございました。 そこでお伺いします。 選定に関して、黒字を見込める提案がなかった場合、事業者がなかった場合、その場合は選定しない、あるいは継続して選定を続けるとか、そのようなこともこちらの第2条のほうは関連して含まれるのでしょうか。これが一つ。 もう一つは、黒字のことを考えた場合、公設公営でする、公設民営でする、民設民営でするとさまざまな業者にとっての黒字、あるいはまちにとっての黒字があると思いますけれども、先ほどの答弁でありました黒字というのは、何をもっての黒字をこの部分の前提にして選定に挑まれるのかをお伺いいたします。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 13番 宮本議員からいただきました2点の御質疑にお答えをいたします。 まず、選定に関しまして、黒字の提案がなかった場合はその事業者を選定するのか、またその後どうするのかといった趣旨の御質疑でございます。 基本的に選定に関しましては、2点目の何をもって黒字とするのかにかかわりますので、一括でお答えをさせていただきますが、道の駅と申しますのは、御承知のとおり、トイレ、駐車場、そして情報提供施設、また休憩機能を持った施設等を含め、そしてそこに地域振興施設というものをあわせて道の駅という登録になっていくわけでございますが、地域振興施設におきまして物産販売をしたり、いろんな地域住民、また観光客の方々に対するサービスを提供したりするわけでございますが、その地域振興施設の運営が、いわゆる黒字か赤字かというような判断をしていくということを基本に考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 考え方としては、もう既に先行してたくさんの道の駅があります。そのうちのかなりの部分が赤字、あるいは自治体からお金を入れて、何とか黒字、とんとんにしている実質的な赤字、非常に苦しいところがたくさんあります。 しかし、そんな中でも地域全体として黒字でなったらいいのではないのかという考え方もあると思います。施設全体ではだめだけれど、そこから波及して来てくれた観光客、あるいはその人たちがさまざまなところに行って観光してくれる、買い物をしてくれる、ものを食べてくれる、お金を落としてくれる、それをもって黒字という考え方もあると思いますし、それで黒字だったらいいという考えもあるかと思うんですけれども、それも一ついいことだと思うんですけれども、市民の方あるいは地域住民の方が心配しているのは、どんどん赤字が積み上がって、最終的にそれの尻拭きを税金でしなければいけないんだと非常に困るな、そういう声がたくさん聞こえますので、審査をする場合は、これだけの赤字の恐れがある場合はもう少し考えていくであるとか、その辺の線引きというのはこの審査の事案の中に含まれているんでしょうか。あるいは当局のほうで考えていらっしゃるんでしょうか、お伺いします。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 道の駅に関する再度の御質疑にお答えをいたします。 まず、施設が赤字であれば税金でという趣旨の御質疑でございますが、この運営に関しましては、先ほどもお答えさせていただきましたが、地域振興施設については、独立採算で黒字化を見込むような考え方を持っております。しかしながら、休憩機能として、例えばトイレの浄化槽であったり、いろんな経費もかかってまいります。その辺のことも含め、多くの道の駅では地域振興施設の部分が黒字になっております。しかしながら、休憩機能を持つトイレであったり、パーキングであったり、情報提供施設も含まれますが、そういったいわゆるお金を生まないというんですか、公の機能を持った部分についての経費というものがやはり大きく左右するものと考えております。したがいまして、最近できている道の駅につきましては、基本的には売り上げの数%、または利益の何%というような形で自治体のほうにお金を支払っている例が圧倒的に多いふうに認識しております。 したがいまして、私どもは、この道の駅に関しましても、地域振興施設に関しましては黒字化を図ってまいりたいというふうに考えておりまして、選定する基準につきましても、その辺のところをきちんと押さえた上で選定いただくような内容として協議をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) あと、選定に関してなんですけれども、以前、昭南跡地のときの選定の場合、事前に我々に示された計画がありまして、それはいいと議会のほうで認めてゴーが出た。実際できる直前になって内容が変わってしまって、似て非なるものになってしまった。そういう残念な経験がございます。今回の場合は、選定に関して、ここで選定したものは、そのままきっちりと実行されるような担保等も踏まえたような計画にされているんでしょうか。お伺いします。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 選定に関しての質疑でございますが、事前にプロポーザルの段階で示された内容が最後まで履行できるかどうかという趣旨の御質疑でございますが、この道の駅の建設に関しましては、市のほうが建設をするという立場をとっておりますので、市のほうの建設の考え方が変わらない限り、基本的には変わらないというふうに考えておりますし、事業者に求めてまいりますのは、建物の中の配置であったり、例えば天井高なんかも一つに加えられますが、配置であったり、いわゆるランニングコストが余りかからない、そして動線的に動きやすいというような観点からの意見をいただき、そしてその意見を建設に反映していくというふうに考えておりまして、以前の議員御発言の昭南の跡地のお話については私は詳しく存じておりませんが、その内容と比べまして、市が発注元であるという、建設のもとであるということの考えから、事業者の提案が変わったとしても、そのことによって大きく変更していくということは想定していないというふうに今のところ考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第5 議案第3号 不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第5 議案第3号 不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてを議題といたします。 当局から説明の説明を求めます。 山縣総務課長   〔総務課長 山縣秀和君登壇〕 ◎総務課長(山縣秀和君) 議案第3号 不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について御説明申し上げます。 本条例は、不正競争防止法等の一部を改正する法律による工業標準化法の改正に伴い、関係条例について所要の規定の整備を行うものでございます。 改正の内容でございますが、不正競争防止法等の一部を改正する法律において、工業標準化法が改正され、日本工業規格が日本産業規格に改められたことから、日本工業規格を引用する条例において、その名称を改めるものでございます。 第1条では、海南市情報公開条例第18条第2項の「日本工業規格」を「日本産業規格」に改めてございます。 第2条では、海南市個人情報保護条例第29条第2項の「日本工業規格」を「日本産業規格」に改めてございます。 第3条では、海南市火災予防条例第16条第1項の「日本工業規格」を「日本産業規格」に改めてございます。 なお、附則についてでございますが、本条例は平成31年7月1日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、御質疑はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第6 議案第4号 海南市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第6 議案第4号 海南市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 山香教育委員会総務課長   〔教育委員会総務課長 山香吉信登壇〕 ◎教育委員会総務課長(山香吉信君) 議案第4号 海南市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 このたびの条例の改正ですが、別所地区及び七山地区の児童数の減少に伴い、巽小学校別所分校につきましては平成10年度から、また北野上小学校七山分校につきましては平成21年度から、休校の措置をとってまいりました。 このような中、今後も両地区の児童数の増加が見込めないこと、建物の老朽化が進んでいることなどから、両校の廃校について、今後入学予定のお子さんのいる全世帯やPTA役員会、地元自治会の皆様から御理解、御了承をいただいたことから、両校を廃校とし、第2条の表中、海南市立巽小学校別所分校及び海南市立北野上小学校七山分校の項を削除するものでございます。 なお、附則についてでございますが、平成31年4月1日から施行するものでございます。 以上、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 2番 瀬藤幸生君 ◆2番(瀬藤幸生君) 説明いただきました。 地元の話し合いが行われてということで説明もいただいたんですけれど、何らかの形の活用とか取り崩しとか、この辺の最終的な話し合いの結果といいますか、流れというのをもう少し詳しく説明していただけたらうれしいです。お願いします。 ○議長(川崎一樹君) 山香教育委員会総務課長教育委員会総務課長(山香吉信君) ただいま、七山分校及び別所分校の跡地の活用に係る御質疑かと存じます。 まず、別所分校につきましては、学校の敷地の一部が借地となっておりまして、また校舎の老朽化が進んでおりまして大変危険な状態でありますので、そのあたりも地元の皆さん、それから今後入学予定の御家庭の皆様に御説明させていただいた上で、一旦、別所分校につきましては、今回の廃校の条例を御可決いただきました後、校舎につきましては解体撤去を考えておるところでございます。 なお、敷地の一部が借地と申し上げましたが、現在、別所分校の校舎が建っておる敷地につきましては借地になっておりまして、校舎の撤去解体後は更地のほうにさせていただいて、地権者の方にお返しするということで、そういったところも地元の自治会のほうから御了解いただいておるところでございます。 七山分校につきましては、全て市の土地、それから建物も市の所有ということでありまして、現在、こちらは選挙の投票所として使っておりまして、現時点では七山分校をどうするかにつきましては未定でありまして、そのあたりにつきましても、まず庁内の関係各課と協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他にご質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第7 議案第5号 海南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第7 議案第5号 海南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 土田子育て推進課長   〔子育て推進課長 土田真也君登壇〕 ◎子育て推進課長(土田真也君) 議案第5号 海南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案につきましては、和歌山県ひとり親医療費県費補助金交付要綱における、ひとり親家庭医療費助成の所得による支給制限の適用期間について、これまで8月1日から翌年7月31日と定められていたものが、11月1日から翌年10月31日に改正されたことに伴い、ひとり親家庭の医療費助成の所得による支給制限の適用期間の改定等を行うため、海南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部改正をお願いするものでございます。 それでは、条例に従いまして御説明申し上げます。 第3条第2項第2号中、「7月31日」を「10月31日」に、「8月1日」を「11月1日」に改めるものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は平成31年7月1日から施行することとしてございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第8 議案第6号 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第8 議案第6号 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 仲社会福祉課長   〔社会福祉課長 仲 恭伸君登壇〕 ◎社会福祉課長(仲恭伸君) 海南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 本条例は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令の改正に伴い、災害援護資金の貸し付けに係る運用を改善し、被災者支援の充実を図る観点から、当該条例の一部改正をお願いするものでございます。 災害援護資金とは、都道府県内で災害救助法が適用される市町村が1以上ある自然災害によって災害を受けた被災者に対し、生活を立て直すための資金を低利率で貸し付ける制度でありまして、現在、貸付限度額は350万円、利率は年3%となっています。また、償還期間は据置期間3年を含め10年間で、世帯数により一定の所得制限を設けています。 今回の主な改正内容でございますが、改正は大きく3点となっておりまして、まず1点目は、法律により3%に固定されていた災害援護資金の貸付利率について、市町村の判断に基づき低い率での貸し付けが可能となったことから、現在の3%から引き下げを行うものでございます。また、2点目は、借受人の償還を容易にし、債権の確実な回収を行うため、被災者が選択できる貸付資金の償還方法に月賦償還を追加する見直しを行い、3点目として、保証人を立てることが困難な被災者の実情を考慮し、貸付条件の一つである連帯保証人の必置義務を見直すものでございます。 改正条例の内容につきましては、まず第14条の見出しを、「利率」から「保証人及び利率」に改めるとともに、同条第1項では、貸し付けを受けようとする者は、保証人を立てることができる旨を規定し、第2項では、貸付利率について、東日本大震災時の特例に倣い、保証人を立てる場合は無利子とし、保証人を立てない場合は利率を年1.5%とするほか、第3項として、保証人は借受人と連帯して債務を負担し、その保証債務は政令に規定される違約金も包含される旨の規定を追加してございます。 また、第15条第1項では、現在の年賦償還または半年賦償還の方法に加え、新たに月賦償還も可能とする改正を行い、第3項では、今回の政令の改正によります字句及び引用条項の整備を行うものでございます。 なお、附則といたしまして、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするもので、今回の改正に関し必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) これで災害を受けた方が生活を立て直すための資金が借りやすくなったということで、それはそれでええんですけれども、保証人を立てる場合に、保証人が何人要るんかと。それで保証人の方の所得とか財産とか、そういうものも調べるようになっているんですかね。その点をちょっと教えていただきたい。例えば、もう年金生活で、ほんまに収入が少ないような人も保証人になれるんかどうか、その点があるので、どうなっていますか。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 仲社会福祉課長 ◎社会福祉課長(仲恭伸君) 6番 岡議員の質疑にお答えいたします。 まず、保証人の人数でおりますが、現在のところ1人以上を想定しております。 もう一点の保証人の条件でありますが、これにつきましては、支払いが可能かどうかというふうな、従来の貸し付けを行うための条件等を想定しております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) そしたら、一定保証人さんが返済できるかどうかというのは調べるということで、そういう書類を出していただくということで、それでいいんですか。 ○議長(川崎一樹君) 仲社会福祉課長 ◎社会福祉課長(仲恭伸君) 保証人として適切かどうかというふうな判断ができるような資料を提出していただくことを想定しております。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第9 議案第7号 海南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第9 議案第7号 海南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中納保険年金課長   〔保険年金課長 中納亮介君登壇〕 ◎保険年金課長(中納亮介君) 議案第7号 海南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 国民健康保険の被保険者数は年々減少しているものの、1人当たり医療費は、高齢化や医療費の高度化などにより増加傾向にあります。そうした影響などにより、県から示された標準保険税率は昨年度に比べると高くなっておりますが、平成31年度の国民健康保険税率は、基金を有効に活用し、被保険者の負担軽減を図っております。 まず、均等割額と平等割額につきましては、低所得者への配慮として、平成30年度と同額となるよう、標準保険税率より引き下げております。また、資産割額につきましては、廃止に向け、昨年度に引き続き引き下げております。資産割額から所得割額への振りかえに必要となる額の一部と均等割額と平等割額の引き下げには、被保険者の中長期的な負担軽減を考慮した上で、国民健康保険基金1億7,000万円を活用しております。 なお、税率と基金の活用方法につきましては、国民健康保険運営協議会に諮問させていただき、慎重な審議を経て答申をいただいているところでございます。 それでは、条文に沿って御説明申し上げます。 まず、第3条と第4条は、基礎課税額の税率を改正するもので、第3条では所得割額「100分の6.5」を「100分の7.3」に改め、第4条では資産割額「100分の10」を「100分の6」に改めるものでございます。 第7条と第8条は、後期高齢者支援金等課税額の税率を改正するもので、第7条では所得割額「100分の1.9」を「100分の2.1」に改め、第8条では資産割額「100分の8」を「100分の6」に改めるものでございます。 第11条と第12条では、介護納付金課税額の税率を改正するもので、第11条では所得割額「100分の1.9」を「100分の2」に改め、第12条では資産割額「100分の11」を「100分の7」に改めるものでございます。 最後に、附則といたしまして、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものでございますが、改正後の海南市国民健康保険税条例の規定は平成31年度以降の年度分の国民健康保険税について適用し、平成30年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 大変苦労してこの条例改正をしていただいていると思うんですけれども、大きなところで言えば、やはり今後ずっと資産割を減らしていって、そして所得割を上げていくということなんですけれども、この影響というんですか、具体的に所得割、そして資産割の影響というのは、どういうふうに今後被保険者に係ってくるんだろうかということを、大きな面で答えていただいたらいいので、細かいことは全然聞けへんので、それだけ教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中納保険年金課長 ◎保険年金課長(中納亮介君) 6番 岡議員の資産割の廃止に伴う影響についてお答えします。 資産割から所得割に廃止するということで、その廃止分については所得割のほうが増額となるわけですが、今回、資産割の廃止に向けてモデルケースを設定しまして、どういうふうな増減になるのかということも分析しました。その中で、いわゆる資産がなくて所得のみの方であれば、今回検証した結果では、8,000円程度増加する見込みになっております。ただ、そのかわりといたしまして、低所得者で持ち家の方については減額傾向になるのかなというふうに分析しております。 それで、先ほども提案説明の中で御説明させていただきましたが、やはり今回の資産割廃止で、資産がなくて所得のみの方への配慮として、その増加分に対する2分の1を、基金を活用して負担軽減に努めてまいりたいと考えたところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 基金を活用して、段階的に急な負担がかからないようにやっていくというのはわかるんですけれども、こうなれば低所得の方ほど負担が大きくなって、一定所得のある人については、所得があって資産もあってという人については、一定緩やかというか、そういうふうになるんですかね。 だから、資産がなくて低所得の人については、この条例改正はかなり影響が出てくると思うんですが、数字はもういいんで、その点どのように考えておられるんでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 中納保険年金課長 ◎保険年金課長(中納亮介君) 6番 岡議員の再度の御質疑にお答えします。 低所得者への対応については、今回、提案説明でも申し上げましたが、県から示された標準保険税率は昨年度に比べると高くなっております。その中で均等割、平等割額についても大幅に増額となっているわけですが、そういう点も踏まえて、今回、均等割額と平等割額については低所得者への配慮として、平成30年度と同額としたところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第10 議案第8号 海南市介護保険条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第10 議案第8号 海南市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 瀬野高齢介護課長   〔高齢介護課長 瀬野耕平君登壇〕 ◎高齢介護課長(瀬野耕平君) 議案第8号 海南市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、介護保険法施行規則の改正により、要介護認定において、更新申請の認定期間の上限が平成29年4月から一律で24カ月となったことにより、更新申請数及び介護認定審査会開催数が減少し、さらに平成30年4月からは、上限が36カ月に延長されたことにより今後も減少が見込まれるため、介護認定審査会の委員の定数の改正を行うものでございます。 介護認定審査会は、現在30人の委員が5人1組で6班を編成し、審査を行っていますが、今回6班から1班減らし5班編成とし、5人の減員をお願いするものでございます。 改正の内容でございますが、介護認定審査会の委員の定数を規定しております第2条中、「35人以内」を「25人以内」に改めるものでございます。 なお、附則といたしまして、本条例は平成31年4月1日から施行する旨を規定してございます。 以上、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 大きくは、介護認定の時期が長くなったということで、委員も少なくするんだということなんですけれども、それだけではないと思うんですが、総合事業のチェックリストになりましたね。その関係もあるん違いますかね。その点、教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 瀬野高齢介護課長 ◎高齢介護課長(瀬野耕平君) 6番 岡議員の御質疑にお答え申し上げます。 岡議員からただいま御指摘のありました、総合事業の関係で認定者数が減っているという御指摘ですけれども、もちろん総合事業においての関係で認定者数が減っている傾向です。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第11 議案第9号 海南市農林水産事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例について ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第11 議案第9号 海南市農林水産事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 川村建設課長   〔建設課長 川村英生君登壇〕 ◎建設課長(川村英生君) 議案第9号 海南市農林水産事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、土地改良法に基づく農林水産事業並びに農林水産災害復旧事業を実施するに当たり、受益者から分担金等の徴収に関し、必要な事項を定めております。今回、土地改良法の改正に伴い、同法から引用しております条文にずれが生じたことなどにより、所要の規定の整備を行うものでございます。 改正の内容でございますが、第1条第4号中「第36条の2」を「第36条の3」に改めるとともに、第3条中「法第36条の2」を「土地改良法第36条の3」に改めてございます。 なお、附則についてでございますが、本条例は平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。                           午前10時40分休憩-----------------------------------                           午前10時57分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第12 議案第10号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第48 議案第46号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてまで ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第12 議案第10号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第48 議案第46号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてまでは、関連がございますので一括議題といたします。 当局の説明を求めます。 塩崎総務部長   〔総務部長 塩崎貞男君登壇〕 ◎総務部長(塩崎貞男君) 消費税の引き上げに伴う議案第10号から議案第46号までの議案について総括的に御説明申し上げます。 平成24年8月、社会保障の安定財源の確保と財政健全化の同時達成を図るため、国と地方の消費税率の引き上げ等を内容とする社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律が公布されました。 これらの法律において、国と地方の消費税率は合計5%から8%に、そして8%から10%に2段階に分けて引き上げるものとされており、平成26年4月には第1段階である5%から8%への引き上げが行われたところです。 第2段階である8%から10%への引き上げについては、平成28年11月28日に公布されました社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律及び社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律により、本年10月1日から引き上げを行うものとされております。 前回引き上げ時においては、国から各地方公共団体においても、消費税率の引き上げに伴う公共料金等の改定について、税負担の円滑かつ適正な転嫁を基本として対処するとの考え方を踏まえ、適切に対応されるようとの助言がなされ、本市においても適正に消費税を転嫁するため、転嫁対象となる使用料、手数料等の額を改正する条例改正についてお認めいただいたところです。 今回の10%への引き上げに当たりましても、前回同様、適正に消費税を転嫁する必要があることから、転嫁対象となる使用料、手数料等の額を改定するため、条例の改正をお願いするものでございます。 参考資料としてお配りしております消費税の転嫁についてという、1枚物のこちらの資料をごらん願います。 今回の条例改正は前回同様、消費税の課税対象となる使用料、手数料等の額を改定するものでございますが、市営駐車場及び医療センターの駐車場料金につきましては、精算機を利用する市民の便宜等を考慮し、改正を行っておりません。また、条例で定める金額について、消費税率等を乗じる際に生じる端数金額は、資料の表のとおり処理しておりまして、10円未満切り捨てを基本とし、指定袋に係るごみ処理手数料、地域排水処理施設使用料、水道料金については1円未満としてございます。 消費税率の引き上げに伴う条例議案につきましては、資料に記載のとおり37議案でございます。なお、議案第39号につきましては、下水道法施行令の改正に伴う引用条文のずれの整備をあわせ行っております。 消費税の引き上げに伴う条例改正議案についての説明は以上でございます。何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明は終わりました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、まず初めに総括質疑を願うことにいたします。総括質疑については通告制をとっていますので、通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) それではお聞きしたいと思います。 まずこの改正に当たりまして、消費税引き上げにより各使用料等の本体価格の見直しは行いましたかというのが一つと、もう一点は、消費税増税による歳入歳出両面での影響額を教えていただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 7番 黒原議員の御質疑についてですけれども、使用料の本体価格の見直しについてという御質疑については、今回の議案は、消費税増税分を転嫁させることを目的としたもので、本体価格全体の見直しは行っておりません。使用料の見直しについては適宜、適切に行うべきものと考えるところでございますが、消費税増税分の転嫁にあわせて行うと、引き上げが必要となる使用料について急激な上昇となる恐れがあることから、この時期に見直しを行うことは適切でないと考えたところでございます。 次に、消費税増税による歳入歳出面の影響額についてでございますけれども、消費税増税による歳入歳出の影響は、10月から半年間で、歳入では約1,000万円の増、歳出では約1億1,000万円の増を見込んでおりまして、差し引き約1億円の負担増になると見込んでおるとこでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 今お聞きをしたところによりますと、消費税の増税によっての大幅な歳出の超過が見込まれるということであります。 消費税の増税分の2%を使用料に転嫁するとのことでありますが、昨今の人件費、物件費の高騰に加え、施設の維持管理コストや事務コストにも増税の影響が少なからずあることを勘案しますと、現在の使用料、手数料の原価設定が果たして適正なのか、ちょっと気になるところであります。 使用料、手数料については公平性の観点から、行政サービスを享受させるほうには一定の役割をしっかり御負担いただくことが原則であると考えます。サービスの提供に必要な維持管理コストを常に把握し、必要に応じて使用料、手数料の見直しを行う必要があると考えますので、その点にも十分御留意いただきしっかり取り組んでいただきたいと思います。 総括質疑ですので、以上で終わらせていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君の総括質疑は終わります。 次に、1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 消費税の増税によって市民生活にも大きな負担がかかってまいります。それだけではなく、今、黒原議員の質疑でもわかりましたように、市の財政にとっても大変大きな影響があるということがわかりました。歳入で、今回の引き上げがあっても1,000万円の増に対して、消費税の引き上げによって歳出では1億1,000万円がふえるということですね。大変な額だと思います。 さて、市民生活への影響ですけれども、今回の条例改正によりまして、水道料金が上がる、今回はごみ袋の料金も上がります。これは市民誰にでもかかわってくることです。また、スポーツをしようと思っても、体育館、運動場、テニスコート、ゲートボール場、温水プールも値上げとなります。文化的なことでも、公民館、市民会館、市民交流センターなど値上げになるわけですし、飼っていたペットが亡くなって火葬にしてもらっても値上げです。これでは市民にとって負担が大きいと言えるのではないでしょうか。 4点の質問を行います。 1点目、消費税増税に伴い、手数料や使用料に増税分を転嫁するように条例を改正する議案となっているわけですが、転嫁しなければいけないと決まっているのでしょうか。法的根拠についてお答えください。 2番、今回の料金改定により、料金そのものを引き上げている場合と、もとの料金に100分の110を掛けている場合があります。内税と外税との違いがあるわけですが、基準があって分けているのでしょうか。大きな問題というわけではないんですけれども、気になるので教えてください。 3番目、今回の消費税率の引き上げに伴う使用料などの引き上げによって市民生活に影響が大きいと考えますが、どのように考えていらっしゃるでしょうか。市当局のお考えをお聞かせください。 4番、この10%への増税が中止となった場合、これから半年以上ありますんでそういうことも考えられると思うんですが、どのような対処となるのでしょうか。 よろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 4点の御質疑のうち、私からは3点目と4点目の御質疑にお答えいたします。 まず、市民生活への影響についてでありますが、消費税はサービス等の利用者が最終的な負担者であることが予定される間接税であり、適正に転嫁する必要があると判断をした次第であります。 次に、仮に今議会に上程させていただいております消費税引き上げに伴う一部改正条例を御可決いただいた後、消費税増税が中止をされた場合は速やかに直後の議会で改正をし、もとに戻させていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 塩崎総務部長
    ◎総務部長(塩崎貞男君) 続きまして、1点目、2点目の御質疑に御答弁させていただきます。 まず、1点目の消費税増税に伴い、なぜ手数料や使用料に転嫁する必要があるのかという御趣旨の御質疑でございますが、これは消費税法等の改正によりまして、本年10月1日から消費税が10%になりますので、地方自治体としましては、法律に従い消費税の転嫁が必要な使用料等については、消費税を適切に転嫁しなければならないと考えております。 次に、2点目の内税表示と外税表示の基準についてでございますが、現在、本市の条例においては、原則、内税表示を採用しておりますが、単価に面積や日数等を掛け合わせるなどの算定を必要とするものについては、道路占用条例、法定外公共物管理条例、準用河川条例、都市下水路条例の4条例が外税表示となっております。また、漁港管理条例、港湾施設管理条例係留施設管理条例の3条例が内税表示とされております。今回の条例改正では、算定を必要とする使用料等については、例規の統一性を図る観点から、全て外税表示とするよう統一したものでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 市長にもお答えいただいたわけですけれども、市長からのお答えというのが、消費税の引き上げに伴って適正に転嫁する必要があるというふうにお答えいただいたわけでございます。 私がお聞きしているのは、最初申し上げたように、水道料金も上がりますね、ごみ袋も上がりますね、いろんな料金が上がることによって市民生活にとって負担が大きいと考えられないか、それをどう思ってらっしゃるのか、さほどではないよと思ってらっしゃるのか、そのお考えをお聞きしているわけですが、いかがでしょうか。 また、消費税増税に伴い、法律にしたがって転嫁するということでございましたけれども、転嫁しないということも考えられたのではないか、これについてはどうでしょうか。ペナルティーとかそういうのはないというふうに聞いているんですが、いかがでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 今回の消費税増税につきましては、先ほど冒頭に総務部長から御説明申し上げましたように、社会保障の安定財源の確保と財政健全化の同時達成という大きな目的の中で増税がされるわけでありまして、私どももそれに従って、今回転嫁ということで判断をさせていただいた次第であります。 ○議長(川崎一樹君) 塩崎総務部長 ◎総務部長(塩崎貞男君) 転嫁しないということも考えられたのではないか、ペナルティーがない中でという御質疑でございますが、消費税は最終的にサービス等の利用者に負担を求めることを予定している税であるため、例えば、施設の使用料等に消費税の増額分を転嫁しない場合、本来その施設の利用者が負担すべき消費税を住民全体が負担することになってしまい、結果的に住民間に不公平が生じてしまうこととなります。このため、本市としましては、消費税を転嫁しない場合のペナルティーはございませんが、ペナルティーのあるなしにかかわらず消費税法の規定にのっとり、課税対象となるものには適正に消費税を転嫁したものでございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) お答えいただきました。 市長からは、市民生活についてということはお聞かせいただけなかったわけですけれども、市民生活にとっても、市財政にとっても、大変な負担となる消費税増税だと思います。 総括質疑ですので、これで終わります。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君の総括質疑は終わります。 以上で総括質疑は終了いたします。 次に、各議案について順次審査に入ります。 議案第10号 海南市公民館条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第11号 海南市民会館条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第12号 海南市巽コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第13号 海南市民交流センター条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第14号 海南市スポーツセンター条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第15号 海南市体育館条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第16号 海南市運動場条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第17号 海南市テニスコート条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第18号 海南市ゲートボール場条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第19号 海南市室内温水プール条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第20号 海南市住民センター条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第21号 海南市保健福祉センター条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第22号 海南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第23号 海南市地域排水処理施設条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第24号 海南市下津斎場条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。                           午前11時19分休憩-----------------------------------                           午前11時23分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第12 議案第10号から日程第48 議案第46号までの議事を継続いたします。 次に、議案第25号 海南市双青閣条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第26号 海南市農村婦人の家条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第27号 海南市民農園条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第28号 海南市つり公園シモツピアーランド条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第29号 海南市漁港管理条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第30号 海南市道路占用料条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第31号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第32号 海南市改良住宅条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第33号 海南市わんぱく公園条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第34号 海南市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第35号 海南市準用河川条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第36号 海南市港湾施設管理条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第37号 海南市係留施設管理条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第38号 海南市下津港湾会館条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第39号 海南市都市下水路条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、当局入れかえのため暫時休憩いたします。                           午前11時27分休憩-----------------------------------                           午前11時32分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第12 議案第10号から日程第48 議案第46号までの議事を継続いたします。 次に、議案第40号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第41号 海南市別所扱沢地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第42号 海南市上谷周辺地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第43号 海南市幡川横田地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第44号 海南市簡易水道統合整備事業による共同井戸地区における水道建設に係る分担金徴収条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第45号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 次に、議案第46号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、昼食のため午後1時まで休憩いたします。                           午前11時34分休憩-----------------------------------                           午後1時開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第49 議案第47号 平成30年度海南市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 繰越明許でお聞きしたいんですけれども、地籍調査事業と海南駅東土地区画整理事業です。この繰越明許費について、概要、中身を教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 田中地籍調査課長 ◎地籍調査課長(田中幸人君) 6番 岡議員の繰り越しとなった部分の概要説明をということでございます。 平成30年度当初からの事業についての繰り越しはございませんが、負担金の追加交付が平成31年2月8日付の内示であり、あくまでも追加分に見合う事業のみの繰り越しとなっております。事業の早期完了を目指し今後も努めてまいりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 上田区画整理課長 ◎区画整理課長(上田穣君) 6番 岡議員の繰越額の内容でございますが、繰越額2,261万1,000円は、移転補償費でありまして、現在は2契約となってございますが、現在、地権者と交渉中であります。それぞれ状況がありますので、年度内の契約には至っておりませんが、新年度早々には契約を結べるものと考えており、引き続き交渉を行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 地籍調査のほうは、もうちょっと具体的に、どの地域の繰越明許となるのか、その点もう少しわかるようにしていただきたいなと思います。 そして、区画整理事業です。家屋補償のことだろうと思うんですけれども、こうしてますますおくれてくるわけです。毎年こういうふうになってくるんですけれども、これはどこに主な原因があるんでしょうかね。毎年こうやって積み残してくるわね。その点は、こっちの、まあ言えば職員不足なのか、それとも非常に交渉していくのが難しいのか、その点どうなんですか。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 田中地籍調査課長 ◎地籍調査課長(田中幸人君) もう少し具体的なということですので、実施する地区としましては、平成30年度に引き続きまして、大野中の一部地区、そして、次も平成30年度に続き、冷水というのがあります。そして、次ケ谷、阪井の各一部を予定しております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 上田区画整理課長 ◎区画整理課長(上田穣君) 岡議員の再度の御質疑にお答えいたします。 繰り越しの発生している状況についてですが、他の事業であれば、地権者一人一人と土地の売買や家屋の移転補償の移転交渉を行い、納得していただければ契約を結ぶことができるんですけれども、区画整理事業の場合は、換地先となる地権者と移転していただく地権者、これが同時に了解いただいて、換地先に家が建てられる状況にならないと移転していただく方と交渉ができないので、その辺の状況もありまして、今回は年度内には契約はできなかったという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) そしたら、地籍については、残る大野中の部分も含まれるということで、これでそしたら、この繰り越しで大野中地域についてはもう全て終わりということになるんでしょうか。 そして、全体で見て、どのぐらいの進捗率になるんでしょうか。今までの積んできたのとこの予算で。大方でええ。細かいこといっこも言えへんで、70%とか80%もうできるんよということをわかればいいのですけれども、それだけお願いしたいと思います。 そして、駅東ですけれども、一定わかるんですよ、仮換地指定、そしてそこへ移ってもらって、やっていかんといかんというのはわかるんですけれども、仮換地は、そしたら、あとの残る部分については、今後、新年度予算でもできるんですけれども、どんなふうに考えているんですか、全体から見て。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 田中地籍調査課長 ◎地籍調査課長(田中幸人君) 旧海南市では、平成13年度の着手から平成29年度までの調査面積の完了面積は42.6平方キロメートル、おおむね82%で、平成30年度の見込みになりますが、実施完了しますと86.1%となる見込みとなっております。 そして、大野中について、これで終わりかというところですけれども、現在の予算で補正予算が可決されますと、大野中については完了する見込みとなっております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 上田区画整理課長 ◎区画整理課長(上田穣君) 岡議員の仮換地についての御質疑にお答えいたします。 未指定地区となっております部分につきましては、平成31年度に当初予算としまして、仮換地案の修正という予算を要求しておりまして、平成31年度に、以前につくった仮換地案の修正を行う予定としております。 仮換地案修正後は、地権者の方に説明して、速やかに仮換地指定を行う状況となってございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第50 議案第48号 平成30年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第50 議案第48号 平成30年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。----------------------------------- △日程第51 議案第49号 平成30年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第51 議案第49号 平成30年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、当局入れかえのため暫時休憩いたします。                           午後1時10分休憩-----------------------------------                           午後1時15分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第52 議案第50号 平成31年度海南市一般会計予算 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第52 議案第50号 平成31年度海南市一般会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、まず初めに総括質疑を願うことといたします。 総括質疑については、通告制をとっていますので、通告による質疑を許可いたします。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 今回の一般会計について、消費税の引き上げが10月に予定されているということで、消費税の引き上げについては各課にわたりますので、総括質疑を行いたいと思います。 安倍首相は、2018年10月15日の臨時閣議で、2019年10月から、消費税を現行の8%から10%に引き上げる方針を決定しました。しかし、この10%への消費税増税は、これまで二度にわたって増税時期を延期してきました。この二度にわたる増税延期のときより、ことし10月の増税が適当と言えるでしょうか。 今回の消費税増税は、1989年の消費税導入以来、初めて軽減税率を設け、外食や酒類は除くそうですが、食品については8%の税率を維持するということです。この8%の税率を維持するということは、軽減というよりは、現行のまま行くということですよね。増税はしないということなんだと思います。もっと軽減されるかなということを、実は期待していたわけなんですが。 消費税が日本に税金として導入されて30年になります。消費税の始めも今度の増税の目的も社会保障のためとしています。2000年から始まった介護保険は、4月で19年になります。2008年から始まった後期高齢者医療保険は11年になるわけです。介護保険制度で助けられているという面はあっても、介護保険料や認定の問題で苦しめられていますし、後期高齢者医療保険に至っては、75歳以上の方々を別枠にするという、お年寄りを苦しめるものとなっています。年金、生活保護といった面でも、向上してきているとは言えません。 子育ての面では、医療や保育料など、自治体の努力によってよくなっている面もありますが、それにしても子供の貧困が問題となっているのはなぜでしょうか。決して、消費税が導入されて、社会保障が充実したとは言えないのが実態ではないでしょうか。消費税は、所得の低い人ほど負担が重いという、税金の本来からして間違っています。 国会では、衆議院予算委員会において、日本共産党の志位委員長が質問に立ち、消費税10%への増税の根拠は総崩れになった、増税計画はきっぱり中止するようにと主張しました。 ここで質問いたします。 消費税増税によって、市民生活への影響はどの程度と考えているでしょうか。 消費税増税により市民の生活が大変になると考えられますが、どのように市民の暮らしを支える予算となっているでしょうか。 地方消費税の使途は、社会保障施策に充てるように地方税法に明記されていると思いますが、どうなっているでしょうか。 消費税増税による市の財政への影響はどれほどと見積もっているでしょうか。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 1番 橋爪議員からの消費税増税に関する4点の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目の消費税増税による市民生活への影響についての御質疑でございますが、今回の消費税増税に当たっては、国の対策としては、幼児教育・保育の無償化や、軽減税率制度の導入、低所得者や子育て世代に対するプレミアム商品券の発行や、年金生活者支援給付金の支給など、幅広い世代や生活状況に配慮し、市民生活への影響を極力及ぼさないよう措置がなされているものというふうに考えております。 次に、2点目の市民の暮らしを支える予算となっているかという御質疑についてでございますけれども、今回の議会に追加提出いたしました平成30年度補正予算で、プレミアム商品券に関する予算を計上するとともに、平成31年度当初予算により、幼児教育・保育無償化に関する予算を計上するなど、市民の暮らしを支える予算を計上しております。 次に、3点目の地方消費税の使途に関する質疑でございますが、議員がおっしゃるとおり、地方税法第72条の116第2項の規定により、社会保障施策に要する経費に充当されるものとされておりまして、本市では、新年度において、議案参考資料で予算の概要計数資料編、こちらの9ページを御参照していただきたいんですけれども、9ページのところに掲載している事業のほうに、その予算を各経費充当することとしております。 最後に、4点目の消費税増税による市財政への影響についての御質疑でございますけれども、一般会計では、歳入で170万円程度の増額、歳出では7,800万円程度の増額を見込んでおりまして、差し引き7,600万円程度の歳出増を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 御答弁いただきました。 私が市民生活への影響はどの程度と考えているか、それから、生活が大変に考えられるけれどどういうふうに支えるのかということでお聞きしたわけですけれども、各施策をやってくださるというお答えをいただきました。その施策については、各款ごとの質疑をすることになるんですけれども、決してそれが市民生活を十分に支えるものになっていない。特に低所得者にとって、それが十分とは言えない状況であるというふうに考えております。 もちろん、年金生活者支援給付金とかプレミアム商品券も行うということですけれども、それが十分なものではないと言えるのではないでしょうか。 何よりも今度は増税になるわけです。生活に影響を及ばさないわけがない。暮らしについてもそうですけれども、商売をやっている方、商工業、農業の方、それにとっても、景気の問題というのは大変大きな課題だと考えています。そのために政府は景気対策を行うということで、増税分を上回るような対策をするということですけれども、それが十分な功を奏するのかということを危惧するわけでございます。 そして、4点目にお聞きしました市財政への影響です。先ほどの使用料や手数料の引き上げのところでもお聞きしましたけれども、歳入の増額よりも歳出、消費税増税によって出ていくお金というものが市財政にとっても大変重荷になっているということがわかったのではないでしょうか。 市長として、市民生活にも、また市財政にとっても、大きな影響のある消費税増税に反対すべきではないかと考えるわけですが、お考えをお聞かせください。 ○議長(川崎一樹君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 本年10月1日から消費税が10%に上げられることになっておりますが、このことについては国政の場で議論され、法律により定められたものであります。 けさほどのあなたの消費税関連議案の総括質疑の中ででも、消費税増税による市民生活への影響に対する再質疑に私はお答えをしたつもりでありますが、増額分は、常々御要望をいただいている社会保障の財源にも充当されるものであります。 近年、社会保障費の増大等、地方自治体において、今後も厳しい財政状況が予測される中、消費税増税により地方消費税の増収が見込めるなど、独自の財源を確保できる意味で、全国市長会では、消費税増税については賛成の立場であり、私といたしましても同様の立場で、反対する考えはございません。 ○議長(川崎一樹君) 以上で、橋爪美惠子君の総括質疑は終わります。 以上で、総活質疑は終了いたします。 次に、第1条歳入歳出予算のうち、歳出から款ごとに御質疑願うことにいたします。 1款議会費について御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって1款議会費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、2款総務費について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がございますので、まず初めに、通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 予算の説明書でいいますと84、85ページ、概要は13ページになります。 住民協議会事業についてお聞きしたいと思います。 まず、「身近な問題を政治・行政任せにせず、住民みずからが自分事として市の状況を知り、意見を出し合いながら具体的に考え、課題解決を目指すとともに、市民の市政への参画機会を拡充する。主な経費は住民協議会開催業務に係る委託料400万円」、このような説明があるんですけれども、その中で、この事業に関して、開催の日数というのはどのような形で考えられておるのか。 また、市政への参画の機会の中で、選定は人をどのように選んでいくのか。人間はどれぐらいの方を考えておられるのか。 次に、どのようなテーマについて議論をしていくのか。委託料400万円と書いていますが、どのような業務を委託をされるのか。まず、内容の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 7番 黒原議員の数点の御質疑に御答弁させていただきます。 まず、開催日数についてでございますけれども、これは夏ごろから月1回のペースで5日程度の実施を予定しておりまして、休日など、市民の方が参加しやすい日時で開催したいというふうに考えております。 次に、参加者の選定方法及び人数ということでございますけれども、これにつきましては、昨年度実施しました行政事業レビューと同じように、無作為抽出した市民の方々に案内状を送付しまして参加者を募りたいというふうに考えております。加えて、自治会関係者や行政事業レビューに参加いただいた方などにも呼びかけ、全員で50人程度の規模の参加を想定しております。 次に、テーマについてでございますけれども、テーマについては、地区集会所や児童館、児童会館など、市民に身近なコミュニティー施設のあり方について議論を行いたいと考えておりまして、委託業務の内容については、議論を円滑に行うには、第三者としての中立の立場に立ってコーディネートしていただく必要があると考えておりますので、今回も行政事業レビューの実施に御協力をいただいた構想日本に協議会当日のコーディネート役を担っていただくとともに、準備の段階から終了の報告書の取りまとめまで、助言等なども含め委託したいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) わかりました。その中で、まず選抜された市民の方々からテーマを抜き出して、テーマを決めてやっていくのかなとは思っていたんですけれども、なぜコミュニティー施設のあり方をテーマにするということになったのかということも、いま一度説明をしていただきたい。 本年度、行政の事業レビューを実施し、来年は、住民の協議会を同じ委託先のほうで開催するということですけれども、両事業の関係性とかは、行政レビューというのは今後どないなっていくんやろなとは思うんですけれども、多少の性質が違うんだろうとは思うんですけれども、そこらの予定をどのように考えているのか。行政レビューは今後するのかしないのか。これの事業がもう住民協議会という形でやっていくのかというところはどのようにお考えになっているのかなと。 また、この会議に対して、傍聴というのは可能な形で開催されていくのかという点はどのようになっていきますか。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 再度の御質疑に御答弁させていただきます。 テーマの選出理由についてでございますけれども、行政事業レビューにおいては、地区集会所や児童館、児童会館の維持管理事業について、仕分け人や市民判定人から最も多くの意見をいただいたこと、また、コミュニティー施設のあり方の議論は、今後策定する公共施設等総合管理計画における個別計画にも生かされること、以上のことから、より深掘りした議論を行う必要があるものとの考えから、今回このテーマとしたものでございます。 次に、両事業の関係性や今後の予定についてでございますが、行政事業レビューは、事業の取り組み内容や課題等について再認識するための有効な手段であり、住民協議会は、特定のテーマについて深掘りして議論するための有効な手段であるなど、それぞれの特性がございます。今後も、それぞれの特性を勘案しながら、市民の方を巻き込み、継続的な取り組みを行っていきたいと考えております。 また、議論の傍聴についてでございますけれども、協議会自体、公開の場で議論を行いますので、どなたでも傍聴していただけるものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) テーマの絞り方は、前回の行政レビューの中での意見の多かったものを抜粋したというところでございます。 ならば、前回24事業を行政レビューでいろいろと議論をされたわけで、判定もいろいろ出たわけですけれども、今後も、議論の深掘りのためには、今回は24のうちの1つのテーマであったんだけれども、残りの事業についても、深掘りをするために住民の協議会を開催していくおつもりになるのかな。 それと、傍聴できることはわかりました。前回行政レビューは、インターネット配信もやっていたんですけれども、これについても配信のほうもやっていくのか。 もう一つ、申しわけないけれども、課題の解決の反映というのは、どのような形でフィードバックされる予定なのか教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) まず、1点目の行政事業レビューのテーマについて、今後も深掘りしていくのかという御質疑でございますけれども、住民協議会での議論については、その時々での市民にとって関心あるテーマを設定し、議論の深掘りができればと考えております。 したがいまして、行政事業レビューでのテーマで御意見等が多かったものを選定する場合もございますし、市民の関心を呼ぶような課題等がある場合は、それをテーマにする場合もあろうかと考えていますが、いずれにいたしましても、市民を巻き込んだ議論の場を今後も継続して設けていきたいというふうに考えているところでございます。 また、インターネット配信の有無についてでございますけれども、行政事業レビューでは、有識者により構成する仕分け人と市の職員との議論の様子を配信しておりまして、今回、この住民協議会につきましては、議論の中心は一般の市民の方となりますので、自由な意見、御発言をいただき活発な議論を進めるには、インターネット配信はしない方針であり、これまで他の自治体においても配信された事例はないとのことでございますので、今回はインターネット配信はしない方向で考えているところでございます。 それと次の、課題の解決の反映はというところなんですけれども、意見が出たものが全てを反映するというんじゃなしに、この意見を参考に、今後、公共施設の総合管理計画における個別計画であるとか、ほかの施策に反映していきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 次に、11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) 91ページのブロック塀撤去等促進事業についてお尋ねさせていただきます。 まずは、昨年の申請数と実施件数、それとこの事業については、大阪北部地震を受けて補正を組んでいただいたと思うんですけれども、600万円だったと思うんですけれども、交付決定額はどれだけだったでしょうか。 また、それを受けて今回、この金額で足りる予想なのか。足りない場合はどうするのか、お聞かせください。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 尾崎危機管理課長 ◎危機管理課長(尾崎正幸君) 11番 東方議員からのブロック塀撤去等促進事業についての御質疑にお答えいたします。 昨年からの申請件数及び実施件数につきましては、51件の申請があり、実施につきましては50件となっております。 なお、この1件につきましては、所有者が業者に依頼した際に、ブロック塀ではなくコンクリートの擁壁であったことが判明したため、所有者により取り下げがあったものでございます。 次に、2点目の、予算額以上の申請があった場合の対応でございますが、本年度は、補正予算で600万円お認めいただいたわけですが、その後、多くの申請がございましたので、県のパワーアップ補助金の確保に努めまして、50件、989万1,000円の交付決定をさせていただいております。 なお、平成31年度は1,200万円を計上させていただきましたので、不足は生じないと考えておりますが、申請が多い場合は、今年度と同様、和歌山県のパワーアップ補助金の確保に努めまして対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) 個人の所有のブロック塀のことですので、最大30万円ということでありがたいんですけれども、個人の負担はしなきゃいけないということで。 ただ、道を通っていても空き家とかが多くて、ぜひとも取ってほしいなあと思うような塀もあるんですけれども、そういう方への働きかけについては、どのようにされるおつもりか教えてください。 ○議長(川崎一樹君) 尾崎危機管理課長 ◎危機管理課長(尾崎正幸君) 今後の避難路等の所有者への対応についてでございます。 ブロック塀の撤去等につきましては、昨年6月、大阪北部地震によるブロック塀の倒壊事故を受けまして、8月に、道路等に面するブロック塀の危険度のチェックリストを全戸配布するとともに、10月には、自治会の御協力により回収いただいたチェックリストの該当者や、市外にお住まいでブロック塀等に危険な可能性のある空き家の所有者など、約800世帯に対し撤去費等の補助金の御案内を送付し、撤去等に向けた働きをさせていただいているところでございます。 また、今年度につきましても、広報紙等による補助金制度の周知をさせていただくなどの対応させていただきたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) ブロック塀等に危険な可能性のある空き家の所有者の方800世帯に御案内を送付したというようなことで、いろいろ働きかけていただいているんですけれども、そのうち申請に至って実施になった件数はどれぐらいなんでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 尾崎危機管理課長 ◎危機管理課長(尾崎正幸君) 実施の件数でございますが、今回50件実施をしているわけですが、そのうち住家、人が住んでおられる家が42件、空き家が5件、その他、駐車場なんですが、これが3件という内訳になっております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 次に、5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) まず、予算の概要のほうの13ページにあります、ふるさと海南応援寄附金事業というところですが、この中の謝礼品の金額が、去年の謝礼というか報償費と比較したときに、去年が7,000万円です。ことしの予算が5,300万円というふうに、1,700万円ほど、つまりほぼ4分の1減額になっているんですが、これの理由といいますか、なぜ減額になったのかということを説明していただきたいと思います。 そして、それに続いてそのすぐ下ですが、住民協議会事業、新規の通告をしていたのですが、これは黒原議員ともう全く同じ質問でしたので控えさせていただきます。 もう一点、概要のほうの15ページ、家屋実態調査事業、新規という事業です。 まず、この新規事業なんですけれども、家屋の実態調査というのは、これは実際に市内の全ての家屋を調べるのでしょうか、空き家も含めて調べるのでしょうか。 それと、委託料3,200万円計上されているんですけれども、委託先はどこになるのでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 5番 和歌議員の謝礼品の予算が4分の1減った理由ということについてでございますが、これにつきましては、ここ数年の傾向を踏まえ、寄附見込み額を4分の1程度減額させていただきました。それに伴いまして、謝礼品に関する費用も減額したものというふうになってございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 橋本税務課長 ◎税務課長(橋本伸木君) 家屋実態調査についての2点の御質疑にお答えをいたします。 1点目の調査は市内の全ての家屋を調べるのか、空き家も含めるのかということについては、今回の調査では、空き家も含め、市内全体の家屋を調査をいたします。具体的な調査の内容としましては、平成31年度に委託業者が構造から家屋の外観を見て調査を行い、その実態と現在の税務課にある課税台帳との差異を明らかにする業務を行います。 次に、平成32年度に、平成31年度の調査結果をもとに、差異のある物件に対して、委託業者が個人の敷地に入らせていただき調査を行います。この調査については、主に質問シートに記入をいただく手法を考えており、原則建物の中に立ち入ることはございません。 それから、2点目の委託先はどこかについては、委託先は家屋調査を初め、固定資産評価業務や航空写真撮影業務等に精通している業者を数社指名をし、競争入札を行う予定でございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 以上で、通告による質疑を終了します。 次に、本款について御質疑のある方ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 2款に関しては4点の質問がございます。 2項1目、説明書の95ページ、概要の14ページに和歌山地方税回収機構負担金がございます。ここに説明もあるわけですが、国民健康保険税を含む市税の大口・徴収困難滞納事案等を移管するということですが、何件ほどを見込んでいるのか。国民健康保険税のほかにもあるのか、中身、それについて教えていただきたいと思います。 次に、説明書の103ページ、概要の20ページに証明書コンビニ交付事業がございます。個人番号カードを利用してコンビニでの住民票、印鑑登録証明などの交付ができるという事業なわけですが、予算ベースで昨年よりも15万6,000円減らしているわけですが、今年度の見込み数がどうであったのか、来年度はどういうふうに予測してこういう予算になったのかを教えていただきたいと思います。 3番目、説明書の105ページ、概要の16ページに、地域公共交通協議会事業がございます。 今までも、このコミュニティバスについては、もっと拡充してほしいという意見等を上げてきたわけですが、拡充の考えということは、ここに盛り込まれなかったということなのでしょうか、説明をお願いいたします。 それから、同じページの、ちょうど上に消費者保護事業がございます。 近年、特殊詐欺って言うんですか、もうオレオレ詐欺とも言わないようですけれども、そういった詐欺とか悪質商法などということがありますが、具体的な成果というか、そういうのはどうなっているのか。また、どういうふうにこれが実施されるのかについて教えていただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 橋本税務課長 ◎税務課長(橋本伸木君) 1番 橋爪議員からの御質疑にお答えをいたします。 地方税回収機構へ何件移管を見込んでいるのかについては、10件の移管を見込んでございます。 ○議長(川崎一樹君) 黒崎市民課長 ◎市民課長(黒崎直行君) 橋爪議員の御質疑にお答えします。 コンビニ交付の予算についてでございます。 本年度、昨年度と比較いたしまして、減額になっておるんですけれども、こちらにつきましては、昨年度、住民票の写し、印鑑登録証明書の証明書交付委託料でございますけれども、こちらにつきまして、住民票につきましては今年度1,150件、昨年度に比べて半分の見込みとしておりまして、そちらにつきまして平成31年度予算の計上いたしております金額が13万2,250円、印鑑登録証明書につきましても、今年度725件、こちらにつきましても、昨年度の半分の額にしておるんですけれども、725件で8万3,375円、それぞれ単価が1件当たり115円になってございまして、こちらの予算について昨年度と半減いたしておりまして、その分が減額となってございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 井内市民交流課長 ◎市民交流課長(井内健児君) 続きまして、地域公共交通協議会事業に関しまして、この予算の中に拡充の予算を盛り込んでいるのかという御質問でございます。 コミュニティバスの運行につきましては、利用者の方、それから地域の方の御要望を受けまして運行しております。これが原則として運行しているんですけれども、例年そういう地域の方々の御要望をいただきまして、今年度におきましても、路線の変更であったり、時刻表の変更等々実施しておりまして、路線の延伸の場合は、自動的にというんですか、費用がふえるということで、そういった拡充の予算というのは常に持っているところでございまして、今後、地区からの要望等で、例えば、平成29年度でしたら、加茂二地区からそういった要望いただきまして、アンケート調査を実施しまして、昨年度も引き続き加茂二地区の自治会長さんとも協議をさせていただいて、今のところはすぐ拡充といいますか、路線を延伸するというような話にはならなかったんですけれども、今後そういった具体的な話になれば対応していただけるよう準備をしていただいてほしいということで要望もいただいておりますので、そういった要望に応えられるように対応を考えているところでございます。 それから次に、消費者保護事業に関する御質疑でございますけれども、近年、インターネットショッピングや訪問販売等での悪徳商法、それから特殊詐欺、これはオレオレ詐欺とかインターネットの有料サイトの架空請求、最近多いのが、はがきによる架空請求詐欺、それから還付金詐欺などによる被害が高齢者を初め広い年齢層まで全国的に拡大しておりまして、こういうふうな複雑多様化する消費者問題に対する知識の向上を図るために相談業務や消費者講座の開催、それから街頭啓発等を実施しているところでございます。 それから、平成29年4月からは紀美野町と広域連携という形で、有識者の専門相談員を当課に配置してございまして、海草地域消費生活相談窓口を開設してございます。 平成29年度は、1年間で177件の相談を受けております。これは週5日、朝の9時半から午後の4時までという形で受けているんですけれども、今年度は1月末までで155件の相談を受けております。こういった形で、未然に被害から防ぐということで、効果は出ているものというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 御答弁いただきました。ありがとうございます。 地方税回収機構の負担金についてなんですけれども、毎年10件ということですね。10件ですとお答えいただいたんですけれども、これは、この説明では国保税等というふうに書いているんですが、それだけなんですか。中身も教えていただけたらと思います。 それから、証明書コンビニ交付事業ですけれども、昨年度と今年度、来年度という年度がちょっとわかりづらかったもんですから、平成30年度、平成31年度でどういう件数なのかというふうに整理して、もう一度お答え願えたらと思います。 お聞きしたいのは、半減する予測ということですよね。これは大変コストがかかる話ですので、なぜ半減する見込みなのか。日本共産党は、マイナンバーカードには反対しているわけですけれども、ただ、これを普及しようというんでしたら、半減するというのは矛盾しているんではないかというふうに思うわけですが、いかがお考えでしょうか。 3番、地域公共交通についてです。 要望を受けて取り組んでいきたいというお考えはわかります。今までも要望、コミュニティバスや、またデマンドバス、今回一般質問の中でもありましたね。やっぱり住民交通状況っていうのを保障していくというのは大事なことだと思うんですが、要望を受けて、コミュニティバスをいきなり走らすというんじゃなくても、実証実験のようなことをして、どれだけの効果があるとかいうことも見ていただけたらと思うんですが、それはいかがでしょうか。 それから、消費者保護事業、窓口にそういった広域連携によって専門の方も置いてくださっているということで、大変ありがたいことだと思います。 件数を見ますと、本当に成果を上げていらっしゃるということなわけです。これは来年度も引き続き置いてもらえるということかお聞かせください。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 橋本税務課長 ◎税務課長(橋本伸木君) 1番 橋爪議員からの機構に移管予定の10件の内容についてですが、機構に対して移管をするに値する滞納案件というのは、10件以上数十件ございまして、こういった方々に、まずは移管予告という形で通知を行います。その反応といいますか、そういった中で納付の見通しのついた方についてはその対象から外していって、ある一定絞り込んで、庁内に設定をしております選定委員会のほうで10件を絞り込むというプロセスを踏みますんで、現時点でこの10件がどういった方かというのは、具体的には、まだ今現時点では決めてございません。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 黒崎市民課長 ◎市民課長(黒崎直行君) コンビニ交付についての再度の御質疑にお答えいたします。 まず、昨年度のトータル件数ですけれども……。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) すいません、私が言いましたのは、昨年度といったら平成29年度だと思うんですけれども、それでいいのかどうかがちょっとわかりにくかったんですよ。ですから、平成29年度とか平成30年度とか、2019年でもいいですよ、そういうふうにちゃんと言うてもらえたらということで言ったんで、それに沿ってお答え願えたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君の議事進行に関して、市民課長、趣旨は御理解できましたでしょうか。よろしくお願いします。 黒崎市民課長 ◎市民課長(黒崎直行君) 申しわけございません。そしたら、コンビニ交付についての御質疑にお答えいたします。 まず、年度別の数字でお答えをさせていただきます。 まず、昨年度、平成29年度にトータルで392件ございまして、本年度、平成30年度につきましては600件の見込みとなっておりまして、ほぼ1.5倍の増加見込みとしてございます。 来年度、平成31年度の予算につきましては、1,875件のトータルの予算見込みといたしまして、予算のほうを計上いたしております。今年度、平成30年度予算につきまして、かなり多目に予算のほうを計上いたしておりましたので、実績に応じた形の予算で計上をいたしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 井内市民交流課長 ◎市民交流課長(井内健児君) 続きまして、地域公共交通協議会事業に関しまして、新しい路線を設定するときに実証実験等をしてという御要望でございますけれども、やはり、新しい路線等々を設定するときは国の許可が必要になってきまして、一度そういうふうに設定しますと、補助金の関係ですぐに取りやめとか、そういうこともなかなか難しいような状況になってきます。 まずは、地域の要望をお聞きして、例えば1カ月であったり走らしてみて、またその地域の方とお話しさせていただいて、どういうやり方が一番いいのかというのを相談しながら進めていくのが一番いいというふうに考えてございますので、まずは試しといいますか、実証実験的に実施しながら進めていきたいというふうに考えてございます。 それから、消費者保護事業に関しましての再度の御質疑ですけれども、この事業につきましては、平成31年度におきましても引き続き専門員を配置しまして相談業務を続けていくこととなってございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) この際、暫時休憩いたします。                           午後2時2分休憩-----------------------------------                           午後2時13分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第52 議案第50号の議事を継続いたします。 1番 橋爪美惠子君の質疑に対し、再度答弁を求めます。 黒崎市民課長 ◎市民課長(黒崎直行君) 貴重なお時間をいただき申しわけございません。 コンビニ交付の再度の御質疑にお答えいたします。 平成30年度の予算計上におきまして、トータル3,750件と見込んで予算を計上しておりましたけれども、平成30年度実績が約600件の見込みでございますので、実績を考慮いたしまして平成31年度は1,875件で予算計上をいたしております。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 3番 森下貴史君 ◆3番(森下貴史君) 予算の概要18ページの津波避難場所等整備事業に関連して質問させていただきます。 事業概要を読ませていただきますと、東日本大震災を教訓に、津波から逃げ切ることを最優先に津波避難場所、誘導看板等の整備を行う、災害時の避難所機能を維持するため避難所の整備等々に取り組むというようなことが書かれておりますけれども、この避難所を整備していく、黒江・船尾地区の整備に向けた設計業務、今年度は池崎山津波避難場所の整備工事、そして冷水地区の避難所の整備工事を行うというようなことが書かれておりますけれども、この趣旨というか、これを整備していくという考えは、やっぱり東日本大震災を教訓に南海トラフ巨大地震のための対応だと思うんですけれど、下津町地区のほうには、なかなかこういう津波避難場所の整備がまだ行き渡っていないように思うんですけれど、今後このような避難場所の整備を海南市の南地区である下津町地区にも考えていただけているのかどうかお伺いいたします。
    ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 尾崎危機管理課長 ◎危機管理課長(尾崎正幸君) 3番 森下議員の津波避難場所等整備事業についての御質疑にお答えいたします。 下津町地区の今後の整備ということでございますが、今回、こちら予算計上させていただいております黒江・船尾地区の旧室山保育所の整備工事に係る設計業務につきましても、もともと避難所が今あったものが老朽化によって耐震補強ができないということで、建てかえを予定しております。そのための整備工事費でございます。 また、池崎山につきましては、平地が広がる中で、人口の割に避難する場所が不足する可能性があるということで整備を進めているところでございます。 下津町地区につきましても、今後、避難所として整備したものが老朽化等により使用できなくなるなどの状況、また、避難が困難な状況が確認されるようなことがありましたら、地区の皆様とも協議をさせていただいて、検討させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 3番 森下貴史君 ◆3番(森下貴史君) 答弁、地域の要望あったらどうのこうのという話なんですけれども、結局は、津波避難訓練のとき、うちとこの地域なんかでも避難するけれども、結局、避難場所といっても何々周辺ということで、街頭に立っていただいているんで、その周りには集まりますけれど、そこであふれた人はどこへ行くかというと、周りの畑のとこへ行っているような状態です。そういう場所の整備というのは必ず必要になってくると思うんですよ。それは、私の地域だけではなく、ほかの地域でもそういう箇所が多々見受けられます。 そういう点も十分、市としては、要望だけでなく、現地へ行ってそういうところはきっちり見ていただいて、整備に向けた取り組みを行っていただきたいと思いますけれど、その考えはどうでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 尾崎危機管理課長 ◎危機管理課長(尾崎正幸君) 避難場所の整備ということでお答えをさせていただきます。 海南市では、約90カ所程度、津波の避難場所として指定をさせていただいております。全て屋根がない、一定のある程度の広場であったりとか、その周辺ということで指定をさせていただいている状況でございますが、その中で、指定避難場所については、一定程度、例えば孤立する可能性があるというところにつきましては、前回も御答弁をさせていただきましたが、備蓄用の倉庫を整備いただくように、補助金のかさ上げをさせていただくなどの対応をさせていただいているところでございます。 また、避難場所から、その後、孤立しないほかのところ、2次的な避難路、避難場所に行くということも必要でございますので、そのあたり、現地を必要に応じて調査をさせていただきながら、必要な整備については検討させていただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 3番 森下貴史君 ◆3番(森下貴史君) 計画をつくり上げていっていただきたいと思うんですけれども、何せ下津町地域というところは、防波堤、かさ上げが計画されておりませんので、地震が起これば必ず浸水する地域です。その辺も十分考慮していただければ、避難場所に関しては優先的にでもつくっていっていただかないと住民を守れないと思いますので、どうか市当局に対しては強く要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 先ほど和歌議員の質疑に対する答弁で疑問に思いましたので、質疑させていただきます。 説明書の84ページ、85ページ、ふるさと海南応援寄附金事業、いわゆるふるさと納税についてです。 先ほどの答弁で、謝礼品に対する金額が7,000万円から5,300万円、4分の1減額になったと。これは、うちのまちもふるさと納税に対する返礼品に対する割合を下げて、3割に総務省の指導でしたと思うんですけれども、それによって下がって、今後、総務省の指導で全国的に3割に統一されたとしても、もう回復しないと、そのように考えた上での予算でしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 13番 宮本議員の御質疑に御答弁させていただきます。 謝礼品の減額についてでございますけれども、謝礼品費の減額については、平成30年度の見込みがかなり高かった。返礼品の割合が3割にしたからというんじゃなしに、平成30年度も3割でございまして、平成31年度も3割。その中で、来年度、今年度の数年のふるさと納税をしている額を見込む中で、ちょっと平成30年度は大きくというか、歳入を見込み過ぎたということで、それについて、平成31年度は、実勢に応じた予算額を計上したため、謝礼品の額も減額したという流れでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 多く見込んでいたと、前回は。 今、近隣の自治体のほうで、総務省とちょっといろいろ意見の相違があって、返礼率が高い市ってありますよね。でも、そこのまちが言うには、自分たちの手づくりでやっているので、返礼率が高くても、市自体に入る、施策に使える金額は高いんだと。いわゆるネットの取りまとめサイト等に出しているお金が非常に自分ところは少ないんだという議論がありました。 本市においては、委託料というのが、いわゆる取りまとめサイト等々にお願いしている部分ですか。それとも、これは送ったりとか、商品別に取りまとめてもらうだけの金額でしょうか。 実際に幾つぐらいのサイトを新年度では考えて、それにはどれぐらいの経費をかける予定なのかお伺いします。 ○議長(川崎一樹君) 中野企画財政課長 ◎企画財政課長(中野裕文君) 再度の御質疑に御答弁させていただきます。 ふるさと納税につきましては、当初、窓口をJTB、1つにしていたんですけれども、平成29年の10月から、さとふると楽天、3つの窓口を設けさせていただいています。その中で、申し込み窓口が3つにふえたということで納税していただく額もふえてきたわけなんですけれども、議員おっしゃるように、委託料というのがそれで発生します。その中で、受領額に対して謝礼品、平成29年度の実績で申しますと約1億3,000万円のふるさと納税の額がありまして、実質、市へ残るお金というが3,800万円程度になります。ちょっと計算ようしないんで、約3分の1程度になるんかなと思います。その後の残りについては、郵送料であったり窓口の委託料であったりという額になってきます。返礼品の額であったり委託する費用になったりという形になってございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) それ知りたかったんですよ。テレビで、某自治体のほうで、5割出しても5割地元に入るんだと。すげえなとうちの横の子供が言っていて、海南はどうよちゅうて、決算の記憶でやっぱり3割程度や、3分の1程度で説明していただきました。その違いにちょっと愕然としたんですよ。 ただ、確かにノウハウ等もありますし、サイトのほうをふやせば申し込んでくれるんはふえるというのは必ずありますんで、それをやめて直接にしたほうがよりいいのか、あるいは悪いのか、その辺はノウハウの部分もあるんでいろいろあるんですけれども。 ただ、せっかく寄附してくれたのに、3割程度しか施策に反映できないというのは、いささか低い気がします。ほかの自治体のところ、マスコミで聞いた部分だけで、実際に細かくは調べられていないので、余り詳しく突っ込んだ議論はできないんですけれども、その点の部分も踏まえて、少しでも寄附していただいたお金を市民のための施策に使えるように、その辺の研究、工夫のほう、よろしくお願いします。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって2款総務費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、暫時休憩いたします。                           午後2時26分休憩-----------------------------------                           午後2時44分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第52 議案第50号の議事を継続いたします。 次に、3款民生費について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 2番 瀬藤幸生君 ◆2番(瀬藤幸生君) 概要の21ページ、福祉タクシー事業について、まず質問させていただきます。 この事業に関しましては、151万円のうちタクシー運行事業に係る委託料149万3,000円と、ほとんどがこの委託料になっているんですけれど、わずかながら金額が前年に比べて下がっています。少ない金額ですけれど、この減額となった理由をお聞かせください。 次に、概要の23ページ、一番下です。重度心身障害者等医療費助成事業についてです。これに関しましては、前年と本年度の比較が約1割ほど減額になっております。この1割減った理由をお聞かせください。 そしてもう一つが、概要の26ページ、ねんりんピックについてです。海南市は、このねんりんピックの事業を海南市で行うために、ことしは大きな予算が必要だということで計上されているんですが、その事業概要の説明の下のほうに、臨時雇賃金169万2,000円となっております。これは何人の臨時の方を雇われる金額か教えてください。 そして、その後ろのねんりんピック海南市実行委員会への補助金なんですけれど、1,000万円と大きな金額となっております。この金額を支給する目安となるような見積書等に基づいての支給となっておりますか、確認させていただきたいと思います。 私の通告は、3つの通告だったんですが、この概要の中に入っていなかったことで1件追加をしたいものですから、お答えをお願いしたいと思います。 それに関しましては、説明書の133ページ、中央部分に書いております給食調理等外部委託の件です。 きらら子ども園、みらい子ども園の給食を民間委託されるとのことで、日本共産党の市議団は反対を表明し、市民の皆様に反対署名をお願いいたしました。本議会の初日に、市長に現在集まっている署名を一括してお渡ししております。 私の質問につきましては、民営化されることによって、委託された事業者が利益追求するためにも取引先の見直しを行うことが予想されるということで、事業者の心配の声が寄せられております。ある製造事業者に関しましては、小学校の外部委託が始まってから後、うちへの注文がなくなって売り上げが下がった。それでは生きていけないので、製造業ですので、他市まで営業をかけて何とか売り上げを維持している状態でやっているという声を聞いております。 それと、手紙で個人商店として外されたら困るという声をいただきました。ちょっと読ませていただきます。 「私は給食食材を納めさせていただいている一業者です。私たち業者は、味、栄養、安全性に常に気を配る調理師、栄養士、調理員の皆さんに毎日接しています。いつも本当に御苦労さまですと思っています。家庭でも公共の場でも、食べてくれる人たちの顔を思い浮かべながらつくる食事ほど、その場所に適したものはないと思います。そして、私ごとですが、個人商店にとって給食食材の納品がなくなるということは死活問題となります。何とぞ、これまでどおり市の直営で給食業務が行われますように、切に希望いたします。」 こういう内容で手紙をいただきました。もし、この事業者が給食事業の納入業者から外れていったとなりますと、現在この業者がやっているのは八百屋さんなんですけれど、その地区から消えてしまうことになりかねません。ただでさえ、少子高齢化の影響で地域の人口も減っていき、取引していた買い物に来てくれていたお年寄りたちもどんどんなくなっていっているという状況の中で、ぎりぎりの状態で事業を維持している業者が地域から消えていくということは、買い物難民がさらに発生するような危険性も含んでおります。 子ども園の給食業務を外部委託することによって、そういう地域の業者が消えていくような結果となることを予想しての、そういうこともあるだろうということを予想しての今回の業務委託を考えられたということになりますか。お答えください。お願いします。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 仲社会福祉課長 ◎社会福祉課長(仲恭伸君) 2番 瀬藤議員の予算の概要の21ページ、福祉タクシー事業、それから23ページの重度心身障害者等医療費助成事業の減額理由についてお答えをいたします。 まず、福祉タクシー事業でございますが、福祉タクシー事業の扶助費予算につきましては、過去の実績を勘案しながら例年予算化しております。最近の傾向といたしましては、当該事業の利用する方及び利用者1人当たりの利用回数等々が減少しているものによりまして、本年度におきましても8万8,000円の減額とさせていただいたところでございます。 それから、重度心身障害者等医療費助成事業についてでございますが、これも例年過去の実績、それからその年の実績見込み等を勘案し、かつ急速な医療費の増加等にも対応できるような予算としておりますが、これも近年、利用数の減少に加えまして、1人当たりの医療費が当初予定していたよりは下回る傾向にあるために、その点も考慮いたしまして減額させていただいているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 瀬野高齢介護課長 ◎高齢介護課長(瀬野耕平君) 続きまして、ねんりんピックに係る御質疑にお答えいたします。 まず、臨時雇賃金についてですけれども、これは臨時的任用職員1人分となってございます。 次に、実行委員会への補助金についてですが、昨年5月29日に海南市、海南商工会議所、海南市老人クラブ連合会、海南市体育協会等で構成するねんりんピック紀の国わかやま2019海南市実行委員会を設立いたしまして、実行委員会の事務局は高齢介護課が務めてございます。補助金につきましては、高齢介護課におきまして、実行委員会の管理運営費や交流大会会場等歓迎装飾費、交流大会開催費、種目主管団体開催準備事業費など、必要経費の積算を行って算定したものでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 土田子育て推進課長子育て推進課長(土田真也君) 2番 瀬藤議員からいただきました保育所給食委託導入に伴う食材の購入という件についてでございますが、給食におきましては、委託をするみらい、きらら子ども園でも献立につきましては、市の栄養士が作成し、その作成した献立表に基づく食材料の購入に当たっては、委託業者がこれまで市で利用していた市内業者に発注する仕様を考えてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 2番 瀬藤幸生君 ◆2番(瀬藤幸生君) 本当に取引が継続されていくのだったらいいんですけれど。 すいません、失礼しました。質問4番目の給食調理等の外部委託の件です。 継続されるのが、本当にそれが実現できるのならいいんですけれど、実際に小学校給食におきまして、委託になってから注文がとまってしまったという声を別の製造業者からも聞きましたので、100%それが今おっしゃられたのが確保というんですか、安心して今までどおり納入していけるんだよというのを約束してもよろしいでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 土田子育て推進課長子育て推進課長(土田真也君) 2番 瀬藤議員からいただきました食材ということの御質疑でございますが、保育所、子ども園における委託におきましては、基本、市内業者は今まで使っていた業者を使うよう、仕様のほうで示させていただいてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 2番 瀬藤幸生君 ◆2番(瀬藤幸生君) 継続していきたいと思いますとおっしゃっていたんで、100%継続されていかない。取引業者による利益追求という点では、どうしても民間事業に移りますと発生すると思いますので、安心して今までどおり納められるよとは言い切れないというふうに受けとめさせていただきます。 質問終わります。 ○議長(川崎一樹君) 以上で通告による質疑を終了いたします。 次に、本款について御質疑のある方ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 説明書の110ページ、111ページ、生活困窮者自立支援事業、そして、それにかかわって社会福祉協議会補助事業ですけれども、これは以前から私が質問でもしているように、生活困窮者自立支援の窓口を社会福祉協議会に移してはどうかということで以前からも言っていたんですが、それが新年度からようやくそういうふうになるということですね。 そこで、まず1点目が、社会福祉協議会に移すということなんですが、協議会のあの事務所を見ても狭いような感じしますんで、この自立支援の相談窓口をどこへ置くのか、教えてください。 そして、その専門員、社会福祉協議会でのさまざまな就労などについての相談員、専門的なそういう方はどういうふうに配置されるのか、その点、教えてください。 次に、138ページ、139ページの生活保護扶助事業です。これは6,573万7,000円減額されているんです。これはどうなっているんでしょうか。今の経済からいって、やはり生活大変な方が随分ふえてきていると思うんですが、減額傾向にあるというんですが、これはどういうことでこういうふうになってきているんでしょうか、その点ちょっと簡単に教えてください。 そして、130ページから133ページの先ほどの瀬藤議員の質疑です。きらら子ども園、そして、みらい子ども園の給食業務を業者に委託するという予算です。これで保護者の皆さんへのこの説明会行われていますけれども、ちょっとこの資料を読ませていただきますと、その説明会の資料です。離乳食対応、アレルギー食対応、また、食中毒対応など配慮域が拡大していることもあり、安心・安全な給食を安定的に供給していくに際し、抜本的な体制の見直し検討が必要となっています。だから、今の直営から業者委託すると。そうなれば、今の直営ならば安全・安心な給食提供できないということなんですか。その点、ちょっと答弁していただきたいと思うんです。 ちょっとゆっくり行きます。まだまだありますんで。 これ平成31年度のいつから予定されているんですか。 そして、保護者の皆さんや調理に従事されている皆さん、そして先ほど瀬藤議員も言いました食材納入業者、この方々の意見聴取とか説明責任はどのように果たしてこられたんですか。 そして、保護者の先ほど言ったその説明会で参加された保護者の皆さん、きらら子ども園で参加者4人、みらい子ども園で参加者4人、保護者の方ですよ。こんなに関心低いことないでしょう、普通。自分の子供が食べる食事が民間へ移される、しかもアレルギー対応食、そして離乳食まで民間へ移す、こんなに関心薄いことないですよ。 保護者の方に聞きました。ここへ行かれやんかった方に。もう市が言うたら、もうそれで決まってんのやろって。決まっていることやろとみんな言うんよ。だから、保護者の皆さんの声とかそういうのを、どういうふうに今まで声を聞かれてきたんですか。そこを教えてください。 そして、業者選定はどのようにされるんですか。 業務委託でどのようなメリットが生まれるんですか。 全部質疑ですよ。 受託業者が新鮮で安全な食材を購入するための確約や保証、これ契約書なんかでどのようにやられるんですか。確約していただくんですか。先ほども瀬藤議員言いましたけれど。 そして、業務委託を行う場合において、事業の効率性やサービスの向上が見込まれるものでなければならないとこの海南市の行政改革指針に書いちゃあらな。効率性やサービス向上が図られるんですか、これで。どうなっているんですか。 一応、以上。 ○議長(川崎一樹君) 当局から答弁願います。 仲社会福祉課長 ◎社会福祉課長(仲恭伸君) 6番 岡議員の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目の生活困窮者自立相談支援事業についてでございます。 現在、市が直営しております生活困窮者自立相談支援事業につきましては、庁内におきまして検討を行っておりましたが、主任相談支援員の専門配置やノウハウのある民間事業者への委託もあわせて検討してきたところでございます。 今後、複合的な課題を持つ生活困窮者に対しまして、あらゆる課題への対応、それから包括的な支援が求められることを予想しまして、専門的な知識を有した職員が多数在籍し、なおかつ地域への深いかかわりを持ち、多くの事業を実施している事業者へ委託することが、適当であるというふうな判断に至ったところでございます。そういう計画もありまして、平成31年度に市内の事業所に委託するということで今回予算化させていただきました。その候補といたしまして、市の社会福祉協議会のほうに委託することで準備を進めているところでございます。 議員御指摘の事務室、執務室の確保につきましては、御承知のとおり、現在の事務所では職員で手狭になっておりまして、現在の場所で相談事業を行うことはまことに難しいということでありまして、現在、保健福祉センターの1階の一部を改修し、執務室と相談スペースを合わせた部屋が確保できるように調整しているところでございます。 それから、2点目の職員の配置でありますが、当事業の実施に当たりましては、社会福祉協議会の正規の職員1人を主任相談支援員として配置いたしまして、非常勤職員2人の相談支援員と合わせて3人体制を現在のところ予定しております。 それから、2点目の生活保護の扶助費の減額理由でありますが、本市では、生活保護受給者全体の約7割近くが高齢者であるという特徴を反映いたしまして、近年、受給世帯数、それから世帯員数ともに減少傾向にあるという状況でございます。 平成31年度当初予算案の計上に当たりましては、特に生活扶助費、それから医療扶助費が減少しているというところから、今回6,000万円余りの扶助費の減額というふうになったものでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 土田子育て推進課長子育て推進課長(土田真也君) 6番 岡議員からいただきました保育所給食に係る数点の御質疑にお答えさせていただきます。若干前後するかもわかりませんが、よろしくお願いします。 まず、1点目の離乳食、アレルギー食対応ということで、直営から委託する、直営でできないのかということでございますが、これにつきましては、現在、給食調理体制ということで、今、正規職員、それから一般職非常勤職員の配備で調理を行って、厳重に安全な給食体制に向けているところでございますが、年々、高齢化、また年度途中におきましては病気等の長期の休業等もある中で、そういった中でもやはり保育所給食におきましては毎日必ず提供しなければならないという使命もございますので、そういった意味でそれに対応できることから、今回委託導入について計画をさせていただいたところでございます。 次に、2点目、いつから予定するのかということでございますが、今、現予定でございますが、平成31年10月から導入できるよう計画をしているところでございます。 それから、従業員ということで、正規給食調理員につきましては、10月末に組合のほうに申し入れをさせていただき、団体交渉を重ねる中で一定の理解をいただいています。その後、一般職非常勤職員等臨時職員に説明をさせていただきまして、委託の導入、それから今後の動向ということで、一旦委託業者への業者のあっせん等の説明もさせていいただく中で、今後意向調査も重ねるということで御説明をさせていただいております。 それから、保護者につきましては、先ほども御説明させていただきましたように、平成31年1月10日にきらら子ども園の保護者、それから1月11日にみらい子こども園の保護者へ、それぞれ説明会を開催させていただきました。 もちろん、その説明会を開催するに当たりましては、やはり保育所、子ども園でも保育所部門のお母さん方、御家庭の方もおられるということで、就労等で参加できにくいケースもあることから、その辺は保護者会の役員さんとも相談させていただきまして、案内通知、これをできるだけ早く出すことと、そのときに説明する内容をつけること、それからまた、意見聴取についていつでも門戸を開いて、子ども園であったり子育て推進課に伝えられる、そういうことを注意して開催していただけたら皆さんの意見が拾えていくのではないかという御意見も参考に、今回そういうふうな対応で案内通知とそれから説明文も説明資料もつけさせていただき、事前に保護者全員に配付させていただいて、その中でそれを踏まえた上で説明会を開催させていただいております。 それと、また説明会後も、子ども園、それから子育て推進課のほうでも一応問い合わせの窓口ということで継続するとともに、保育所の所長先生を通じて、どんな意見が出ているかということも確認させていただいております。 その結果、特に大きな意見等もない中で、今回委託導入ということで計画させていただきましたところでございます。 それから、業者につきましては、先ほども説明させいただきましたが、委託になったとしても、市内業者を使っていくという方向で仕様を考えていることから、特に今のところは説明はしてございません。 次に、先ほど出席者が保護者説明会で保護者がきららで4人、みらいで4人、保護者8人であるが、ということでございますが、これは先ほど説明会を開催するに当たって説明させていただいたとおり、一応保護者の皆様全員にその説明内容の分、案内を通知させていただいて、その後におきましても意見等があればということで、連絡というかそういうことをさせいただいておりますので、今集まっていろいろいただく意見ということで、説明会でいただいたような意見であったりそういったところで捉えさせていただいております。特に大きな意見はなかったということで捉えさせていただいております。 続きまして、業者選定につきましては、これは小学校給食の委託導入でもされました入札による業者選定を考えてございます。 それから、続きましてメリットということでございますが、委託するメリットといたしましては、業者の責において安定した給食体制が確立できることなどが挙げられるものと考えてございます。 それから、委託された業者が商品購入についてということで、本当にそういうきちっとした安全な新鮮な食材が購入できるかとの質問だったと思いますが、これにつきましては、先ほども説明させていただきましたが、市の栄養士が作成した献立表に基づく食材料の購入に当たっては、委託業者がこれまで市において利用していた市内業者に発注するように条件をつけてまいりたいと考えております。 なお、その賄い材料ということで食材料になるんですが、この検収は園長等が最終確認することとし、その内容に基づき、最終子育て推進課において支出するものと考えてございます。 それから、サービスの向上等でございますが、これは現在調理業務を行っている正規の直営体制と、委託になりましても委託する業務につきましては、食材の調理、給食調理であったり、それから配膳、それから下がってきたその食器などの洗浄、消毒、それから使った施設の清掃、それから点検ということで、今まで市の正規給食調理員が行っていた業務そのものを委託するということで考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 困窮者自立支援のほうは、もうちょっと聞きたいんですが、もうきょうはいいです。 子ども園の給食委託です。今、課長に答えていただきましたけれども、特にこの保護者の説明会にほんまに皆さんが集まってこられなかったっていうのは、4人、4人でしょう。もう市が言うたら諦めてもちゃうんのよ。そんな人何人も聞いたもん。 やはりこういうふうに大きく変わるわけです。その場合は、立案する段階から市民の皆さんやそれにかかわる保護者の皆さんとかに、やはり意見をきちっと求めて、そこから始めやんとあかんの違いますか。うちの市政は、どうもこのごろ、先、計画立てて、そして後から市民やそして議会へ報告するという形になってきていると思うんですが。 この前、市長もお越しいただいていたんですが、議員の研修会、これなんかも栗山町の元議会事務局長の中尾さんが来られて言っていたでしょう。立案段階から市民の皆さんと一緒に政策をつくっていくんだと、これが正しいやり方やと言うてたやいてよ。そのとおりやと思うで。ほやないとこんなことになってくるのよと私は思います。 立案のときから、そういう声を聞いてやっていきましたか。これはもう質疑です。 そして、10月から行う。そして、委託業者に今の食材納入業者を使うようにきちっと契約するというそういうふうなことを言われましたけれど、委託業者はやっぱり事業でお金もうけせないかんので、今の業者なんかはやはり個人の八百屋さんとかそういうのが多いから、やっぱりええもんそろって決して安くないんです。そういうところと委託業者が契約することないんよ。 実際言うたら、中学校給食始まりましたね。これはありがたいと思うんですが、ある市内の豆腐屋さんなんか、去年の10月から注文ないんよ。お豆腐、冷凍食品使うてんのよ。そんなになってくるんよ。採算合わんもんよ。野菜だってそうやで。地元の新鮮な八百屋さんの野菜、高いんよ。冷凍の野菜使うんよ。そんなになるのやで。委託するっちゅうことはそやいてよ。まあ言えば、市の出るほうを抑えると言うんやろう。当たり前やいてよ。そんなせざるを得ないてよ、受けたほうは。 そして、調理員さんもパートさんを安く使うと。先ほど言われましたけれども、今の調理員さんなんかはどうするんですか、どういう保障をするんですか。その受託した業者さんのところで働いてもらうようにするんですか、どういうふうにするんですか、その点、教えてください。 そして、説明会のこの資料の中にこんなことも書かれているんです。委託業者が行う業務について、適正に業務が行われるように指導監督を行いますと書いちゃあらな。そして、衛生面及び技術面の教育は、訓練を実施するように指示しますと書いちゃあらな。これ誰が指示するんですか、誰が指揮監督するんですか、教えてください。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 土田子育て推進課長子育て推進課長(土田真也君) 6番 岡議員からいただきました再度の御質疑にお答えさせていただきます。 まず1点目、立案のときからやっていく、市民の声を聞くという内容の質疑かと思われますが、これにつきましては、市民とのお話し合いの中には、一定のやはり方針であるとか、市がこういうふうに考えているというのを持っていかなければならないものと考えて、今回そういう計画を持って保護者の方々に意見を聞くという形で進めさせていただきました。 それから、食材の関係でございますが、先ほどからも御説明をさせていただいているところですが、特に委託業者にその委託料の中に食材料購入を入れる計画ではございません。これは、市のほうにおいて、賄い料の支出ということで先ほども説明させていただきましたが、そのように考えてございます。 よって今まで購入していたその市内業者さんから発注をかけていただく。納入を入れていただくと。食材料につきましては、これは保育所におきましては予算ということで、賄材料費ということで予算を計上させていただいておりますので、今もうその予算枠の予算のところから賄い材料費ということで、各保育所で購入されたものについて支払いをさせていただくということで、何ら委託業者になったとしても、その辺は委託業者に食材を購入じゃないですけれども、委託料の中に食材料を入れていないというところで、市のほうで賄い材料としてさせていただくということで考えさせていただいています。 それから、今の調理員さんはどうなるのかということでございますが、正規給食調理員につきましては、それぞれ市内に2つの保育所、それから2つの子ども園がございます。公立で計4カ所がございますが、今回2園を委託することにより、みらい子ども園、それからきらら子ども園を委託することにより、残りの2カ所の給食調理場のほうに配置がえをする計画でございます。 それから、一方、非正規の給食調理員につきましては、委託業者への優先的なということで、これにつきましても、まず入札仕様書の中に、地元でこれまで働いてきている職員については、優先的に採用していただけるよう仕様書のほうにも明記させていただきたいと考えております。 それから、これは業者によっては違うんですが、現在、海南市の小学校給食を請け負っている大野の給食調理場、それから黒江の給食調理場、ここにおきましては、それまでおられた一般職非常勤職員さんについて、やはり業者から市のほうに紹介をしていただきたいというそういうふうな業者側からの依頼、業者側としても職員の確保という課題もございますので、その辺でうまく雇用されて、今現在、全てではないですけれども、そういうふうな雇用形態が築かれているという状況でございます。 それから、給食の調理監督でございますが、もちろん園長等による、これまでと同様に給食の点検であったり、それからもちろん毎日11時、子供が食べる前にはその給食を検食するという、園長等が検食するということもございます。それらも含めて監督ということで考えさせていただきたいと思います。それからまた、市の栄養士の現地での聞き取り、そういうふうな指導というのも考えてございます。それからまた、不定期にはなりますが、海南保健所による現地の点検ということもございます。これらを含めて対応してまいりたいと考えてございます。監督してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 答弁漏れ。 土田子育て推進課長子育て推進課長(土田真也君) すみません、ただいまの答弁の中で、食材購入について仕様書で、今の答弁で市が直接買うというような発言がございましたが、これにつきましては、食材の発注につきましては業者が行うということでございますので、すみません、訂正させていただきます。 ○議長(川崎一樹君) 再度の御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) ややこしいこと言わんといてよ。あなた方は、保護者会の説明会で資料出しちゃあてよ。委託業者の業務内容は、食材発注やと書いちゃあてよ、ちゃんと。ごまかそうと思ったらあかんよ。そして、その委託業者に、市のほうからどこそこの業者、食材納入業者、どこそこの業者を使ってくださいよって言うんか、その業者に。どないなんのよ。 委託業者の業務はまだありますね。調理、そして配膳もしますね。洗浄、消毒、施設の清掃、いろいろありますけれども、市が行うのは献立の策定ですね。これは栄養士さんが引き続いてやると思うんです。検食、そして給食に係る報告書の確認とかやるんですけれどね。 もう一度、再度、もう最後なんで聞きますけれども、今の納入業者を契約した委託業者が、引き続いて使っていただけるようにするんですか。約束できるんですか。その点教えてください。 そして、先ほどちょっと微妙なややこしい答弁されましたけれども、指揮監督、指示の問題ですわ。例えば、この配膳のやり方とかちょっとおかしいん違うかとか、味つけちょっとおかしいん違うかというんで、その現場において、それはちょっとおかしいん違うか、これこれこうやったらいい、こういうふうにやってくださいとか、そういう指揮はされるんですか。そこだけきちっと答えてください。 そこをきちっとしといてもらわんと、偽装請負に言われるんよ。偽装請負って。その問題がこれ、学校給食とか保育所の給食を業者委託する場合に、非常に気をつけてやらんと偽装請負になるのよ。ほいで、政府のほうも、この偽装請負にならないようにQアンドAというのを出して、非常に気配ってやっているわけです。労働者派遣と請負の違いがあるわけですわ。これ、間違うたらえらいことなんよ。 例えば、委託業者が派遣した給食調理員さんに、こちら側、園のほうから注文したらあかんわけよ。焼くほう違うてこうやってとか、味つけ濃いでとか、言うたらもう違反なんやで。わかっているよな。その点、きちっと押さえてほしいんよ。ほなけんと、もうこの委託とならんで。どうですか。 ○議長(川崎一樹君) 土田子育て推進課長子育て推進課長(土田真也君) 6番 岡議員からいただきました2点の御質疑にお答えさせていただきます。 まず、指示監督ということでございますが、これにつきましては、仕様書の中で現場における園長等が、調理従事者の指揮監督する業務責任者のほうに指示を出すということで考えてございます。まず、指示でございますが、指示監督でございますが、園長がその指示を行うことで考えてございます。   (「違法やで、違法」と呼ぶ者あり) それは、すいません、園長がその調理場に配置されます業務責任者、これは配置することを委託契約の中で仕様の中で定めますので、業者の責任者というのを置きますので、そこと園長との指示、それから作業への調理員等には、その現場責任者から指示していただくそういうふうな形で考えてございます。 それから、食材購入につきましては、現状、今ある市内業者に発注する仕様を考えて、発注するよう考えております。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって3款民生費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、4款衛生費について御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって4款衛生費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、暫時休憩いたします。                           午後3時41分休憩-----------------------------------                           午後4時1分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第52 議案第50号の議事を継続いたします。 次に、5款農林水産業費について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 説明書166、167ページ、道の駅整備事業です。予算の概要でいいますと48ページの上段になります。 4,545万円の予算がついております。この事業の中の4,545万の中の設計アドバイザリー業務委託料についてですけれども、この業務内容をまず初めに説明をお願いしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 7番 黒原議員の道の駅整備事業に関する御質疑にお答えをいたします。 アドバイザリー業務委託料でございますが、現在策定を進めております道の駅の整備基本計画に規定しております道の駅のコンセプト等の内容を理解し、これに沿って市が考える道の駅を具現化することができる、そのような最適な施設運営の予定事業者を選定するためどのような事業者が適当か、あるいは道の駅が持続可能な施設運営を行うためには、どのような業種、業態の事業者が適正であるかなどについてアドバイスをいただくことや、施設運営の予定事業者募集要項の作成支援、さらには、市と事業者の間にさまざまなリスク分担を検討、分析していただくことなどの支援をしていただきたいと考えているところでございます。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 大体業務内容はわかりましたが、その中でやはり継続可能な施設運営をしていくというような表現の中で、先ほども言いましたけれども、基本整備計画の中によると、事業方式は指定管理者事前方式とされているような表現があって、そのような説明を先ほどいただいたんですけれども、リスクを伴ってやっぱり参入していただけるということもまだまだ必要だと思うんで、そのために設計のアドバイザリー業務を委託する業者に、いま一度、PFIやDBOの運営手法で管理運営してくれる業者等の研究や調査をさせるべきではないのかと思うんですけれども、その辺についてはどのようにお考えですか。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 道の駅は、集客そして商業についてのノウハウが必要であるため、設計施工の段階で民間事業者の意向を反映することが望ましい。現時点では、整備後の道の駅の施設運営の予定事業者を事前に選定する指定管理候補者事前選定方式を採用したいと考えております。 また、事業方式の検討につきましては、これまでサウンディング型市場調査や民間事業者のヒアリングを実施し、複数の企業から意見を聴取してまいりました。また、現在におきましても、企業ヒアリングを継続しているところでございます。また、市民700人を対象にアンケート調査を実施し、現在パブリックコメントも実施しているところでございます。 今後におきましては、民間事業者や市民の皆様方からいただきました御意見、アンケート結果等を踏まえながら検討し、道の駅整備基本計画に反映してまいりたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 今、DBOとPFIの方式をいま一度、ここの業者にも探っていただきたい、調査をしていただきたいというような先ほどの私の質疑しているんですけれども、その中で、前回のときでも、この説明の中で指定管理者候補者事前方式とするようなことになったように思うんです。というような説明に聞こえるのは、どのような経緯でこの方式が選択されたのかというのがよくわからないんですよ。 だから、この3つの方式があった中で、指定管理者候補者事前方式になるような説明を受けているんですけれども、なぜこの委託業者にもう一回調査をさせた上で、その上で指定管理者候補者事前方式になったちゅうんならわかるんやけれど、何か今もうこれありきのようになっているところの経緯というのを、僕らのわかる範囲で説明していただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 再度の御質疑にお答えをいたします。 今回、道の駅の整備を検討するに当たりまして、県のPFI推進室とともに、県内初のPFIの事業方式の導入を目指して調査研究してまいりました。 先ほども御答弁させていただきましたが、サウンディング型の市場調査や民間事業者のヒアリングなど、そういったことを実施していく中で、民間事業者からは、事業方式の一つとしてPFI方式も検討は可能であると。しかしながら、その場合は事業者側の投資が増加していくために、より多くの利益を追求する運営となっていくと。そのことから、農水産物等の地元出荷者の手数料の増加につながることや、そもそもこの事業に参画をするに当たって、PFIであったりDBOであったりということになれば参画が減ってしまう可能性があるのではないかというような事業者の意見を複数いただきました。 そういうことから、今回の整備方式を選択したということになってございます。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 以上で通告による質疑を終了いたします。 他に御質疑ございませんか。 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 今の黒原議員さんの質疑で、民間事業者に対してサウンディング行いましたね。8社だったか、いろいろ話を聞いたと。PFI、DBO方式は難しい。つまり、民設民営であったりとかPFIの形でやったら、どうも採算は苦しいと、公設民営の形でないと回らないと、そういうふうなアドバイスというんか提示が、この民間業者によるサウンディングで多かったというふうに理解してよろしいんですか。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 13番 宮本議員の公設民営の意見が多かったのかという御質疑でございます。 議員御発言のとおり、サウンディング調査、実際8社やりましたが、それ以降も事業者からのヒアリングをしておる中で10社以上行いましたが、その中で議員御発言のように、公設民営ということを希望する事業者が多かったというのが結果でございます。 ○議長(川崎一樹君) 13番 宮本憲治君 ◆13番(宮本憲治君) 柔軟な運営をする場合は民設民営のほうがはるかに柔軟にできるのでいいんだけれども、どうしても採算性、出した資金の回収を考えれば、恐らくあの場所だと公設民営でなかったら回らないと、そういう場所なんだと思いますけれども、それゆえに非常に慎重に計画を立てて、大きな赤字を残して地域が回らないようにならないように、慎重に行ってください。 それと、対象の場所なんですけれども、現在、果樹の畑だと思うんですけれども、今、雨量等も集中的にふえておりますので、地域の人としては、雨量が多い場合、北側の細い川のほうへ流すような形になっているんですけれど、それだけだとどうしても果樹の畑から道の駅になった場合は、水の行き場のところが非常に危険になってくるので、南側の川本体に流すような形等々も考えて。道の駅ができました、周辺で水がつくようになりましたとか、そのような形になるおそれを非常に危惧する方もいらっしゃいますので、その辺のその設計等々の配慮等は考えておられるのかどうか、お伺いします。 ○議長(川崎一樹君) 川村建設課長 ◎建設課長(川村英生君) 13番 宮本議員からの排水に関しての御質疑でございますが、これにつきましては議員からの御発言のように、今は畑という形で雨水等の浸透も考えられるわけでございますが、道の駅を造成した場合に、その辺が舗装等で浸透水等もなかなか減るわけで、雨水の表面量水というんですか、路面排水なんかもふえてくるということで、その辺につきましては、今後、道の駅の設計をする中で、その排水についても検討していく課題ということで捉まえてございます。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 2点ございまして、予算の概要の44ページの、1つは、有害鳥獣対策事業でございます。 この有害鳥獣については、市当局としても力を入れつつも、なかなか思うようにいかないということがあるかと思いますが、前年度に比べても予算額で減らしているわけですけれども、ただ、イノシシ、アライグマなどが減っているというわけではないと思うんです。 来年度についてどのように、さらにこの鳥獣害対策を行っていくか教えていただきたいと思います。 それから、その同じページの一番下に、移住定住促進事業がございます。この説明を見ると、東京都23区からの移住に対する補助制度を創設するということなんですが、その概要ということと、見通しなどについて教えていただけたらと思います。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 1番 橋爪議員からいただきました2点の御質疑にお答えいたします。 まず1点目、有害鳥獣の捕獲、被害等について、来年度以降どのようになっていくのかという趣旨のこれに関しましては、有害鳥獣に関しましては捕獲をするという考え方が中心になるんですが、もう一つは、防護柵等を設置してやっていくということになるわけで、平成31年度予算に関しましては、減っている大きな要因としては、やはり国費であったり県費であったりと活用しながら防護柵を設置していく事業がございますが、ほぼほぼ農業者の方々の御意見では、もう一応柵を張りつくしたという言い方が正しいかどうかわかりませんが、申請そのものがどんどん減っていっております。いろいろお聞きしたところ、もう大体柵は張ったよと。あとは柵が壊されたり、当然ながらイノシシがそれを壊したときには、私ども市としては予備を用意しておりまして、それを提供したりしながら御自分で柵を補修していただいたりしております。そういったことから、柵の予算としての部分が減ってきている。 あと捕獲頭数は大体横ばいになっておりまして、ことしに限っては大体平成29年度に比べて平成30年度は若干ふえていっているようですが、そんなにすごい勢いでふえているわけではないということになっています。 あとは、2戸以上の農家、または3戸以上の農家ということで、国の制度にのっとってこの柵を設置していく場合は、3戸以上の農家、そして県の制度であれば2戸以上の農家とかといろいろ条件があるわけですけれども、その条件をなかなか満たせない状況も見えておりまして、今現在、私ども担当課では、農業者の方々に対して、お困りになっている農業者同士をこちらのほうで合わせるというか、2人組になれるようにそういった形を情報提供したりしながら、できるだけきめ細かく有害鳥獣に対する被害が減らせるように取り組んでいるところでございます。 次、2点目の移住定住にかかわってのお話でございます。 これは、わくわく地方生活実現政策ということで、東京圏への一極集中を是正しようとする狙いがあるものでございまして、地方定住、U・I・Jターンの促進を初めとする地方への人の流れの創出、東京圏の若者が地方で就業または起業する際の移住経費等の直接給付を行うという考え方で、東京23区から5年以上住んでいる方が、県内、私ども和歌山県内の市町村に転入した、就職または起業したという形の方に対して支援をするものでございます。 平成31年10月からの移住が対象となりまして、幾つか条件がございますが、条件を満たした場合は定額1世帯当たり100万円ということになっております。細かい内容につきましてはいろいろございますが、見通しとしましては、海南市としては2人程度を想定しております。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) お答えいただきましてありがとうございます。 有害鳥獣なんですけれども、おっしゃっていることはよくわかります。ただ、2戸以上で組めるようにということで、市としても取り組んでいただいているということでありがたいことだと思います。何かお聞きすると、うちと組めるところもうないし仕方ないんよみたいな声もあるんで、そういった取り組みもしていただけたらありがたいと思うんです。 アライグマは本当に外来種ですから、やっぱり家屋なんかにも被害をもたらしたりということで、ただ余り減っていないなという感じがしまして、どうにかならないかというふうに思っているわけです。イノシシについても、近所で農耕地ではなくて空き地のようなところにイノシシの大きいのがいて、そこは道の側だったんで何とかしてほしいということで市に頼んだら、おりとか貸してもらったんですけれども、何かあれじゃ入らんわみたいなこともありまして、餌とかもっと工夫も要るん違うんかなというふうに思ったような次第なんです。 本当に出てこられると、人とか子供とか襲われても困るし、お年寄りでもそこは近所でいえばお墓に行くのに使う道なんで、イノシシなんかに急に襲われて腰抜けても困るしみたいなところがあるもんですから、おりもしてもらったんだけれど捕まったという話は聞きませんので、やっぱりもうちょっと捕まえる技術が上がるようなぐあいの工夫がないものかと思うわけです。本当に農耕地に出てこられるのも困るけれども、道まで出てこられるのも怖いんで、そこについてのもうちょっと工夫というか、技術を上げていくようなことってできないのかと思うんですが、それを聞くのも大変かと思いますが、どうかなと思うんです。 それから、移住定住促進事業ですけれども、東京23区からのということで、条件もいろいろあるということなんですが、2人程度を考えている。本当に来ていただいたらありがたいかとは思うんですけれども、年齢制限とかあるんですか。それから、こういったPRとかいうのは考えていらっしゃるのか、お願いします。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) まず、再質疑の1点目ですけれども、有害鳥獣の捕獲中心となるその対策の技術ということでございますが、この技術というのはなかなか、おりを使ってやるということが基本となりまして、もちろんいわゆる猟友会の方々が猟として鉄砲で撃つというのももちろんあるんですが、一般的にはおりでとるのが一番安全というか、誰もができる捕獲ですけれども、これに関しましては、最近、昨今ではICTということでスマートフォン等を使って、中に入ってきた有害鳥獣がセンサー等で反応して、おりの入り口をパタンと落とすというようなやり方もどうもあるんですが、維持費として結構なお金がかかるようで、なかなか県のほうとも話をしておりますが、農業者の方々にとってはなかなかそこまで負担をしてまでというのが今の現状でございます。 しかしながら、今後そういった形も考えていかないとなかなか進んでいかないというのも現実です。ただ、そうはいうものの、やはり餌を取りかえたりすることの作業はやっぱり大変ということもございまして、単にそのICTだけで捕獲技術が上がったからといってそれが浸透していくかといったら、やはり人の手によって餌を用意する、その餌代も含めいろんな負担をされておりますので、その辺のこともまた農業者の方々とお話ししながら、できるだけいい方法をまた見つけていきたいというふうに考えているところです。 続きまして、2点目の移住の再質疑ですけれども、対象の年齢の制限ということで御質疑いただいておりますが、今のところ、国が示すチラシというんですか、要綱のようなものにおいては、年齢のことについて触れられておりません。ただ書かれておりますのは、東京23区に5年以上在住、在学、在勤した者が県内の市町村に転入し、決められた会社に就職、または決められた方法で起業した者というふうになっております。 以上です。 もう一点、すみません、PRですが、これにつきましては、国のチラシ等を参考にしながら、県内の市町村の状況も見ながら、市報であったり、そしてホームページであったりということでPRをしていきたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 有害鳥獣対策については、御苦労もわかりますんでよろしくお願いしたいんですけれども、農業者がやる場合じゃなくて市からのおりの貸し出しもあるかと思うんですけれども、それは産業振興課からしているんじゃないんですか。そこら辺の仕組みというか、農地ではなくて何かこうやっぱり出たんで何とかしてほしいという依頼もあってするときがあると思うんです。そのときはやっぱり産業振興課から来てもらってやってもらっているわけですか。それとも委託でしているんですか。そこら辺ちょっとお願いします。 それから、移住定住促進事業は、わかりました。 ただ、PRについては、まだこれから考えることだと思うんですけれど、市報に載せても、東京の知り合いに23区に住んでいるんやけれど、おまえ来るかいとなかなかならないと思うんで、海南市だけで東京23区にチラシをまくというのもちょっと余り現実的じゃないと思うんで、県との協議してもらうとかもあると思うんですけれども、もうちょっと考えやんと、予算はつけたけれどもなかったよっていうことになりかねないなあと思っているんですが、いかがですかね。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 1番 橋爪議員からの再度の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目のおりの貸し出しにつきましてですが、有害鳥獣の捕獲は免許が必要となりますので、一般の方にお貸しして使っていただくということの想定はございません。あくまでも猟友会であったり、その専門の資格や知識をお持ちの方を通じた捕獲という形になります。 2点目の移住定住の御質疑ですけれども、これにつきましては、パンフレットも当然作成をさせていただきますので、これらは商工会議所であったり、商工会または銀行、農協などを通じて、できるだけ多くの方々に手に渡るように広報していきたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって5款農林水産業費に対する質疑はこれで終了いたします。----------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(川崎一樹君) この際、本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。----------------------------------- ○議長(川崎一樹君) 次に、6款商工費について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がございますので、まず初めに、通告による質疑を許可いたします。 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) 商工費、6款2項1目になります。 概要のほうでは57ページです。説明書のほうでは178、179ページになります。 全国やきとリンピック事業、新規事業ですが、やきとリンピックというのは初耳です。どういうふうな事業内容なのかという説明をまずお願いいたします。 それから、このやきとリンピック事業というのは、本来、主催はどこがやるということになるのでしょうか。 そして、もう一つ、このやきとリンピックという事業、以前どこかでこういう事業が行われているのでしょうか。そして、行われていれば、実績はどうだったのでしょうか。 そして、この事業をこの海南市でやるということに対して、どの程度市をPRする効果があると見込まれているのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 5番 和歌議員からいただきました4点の御質疑にお答えをいたします。 まず1点目、このやきとリンピックの事業内容はということでございますが、この全国やきとリンピックといいますのは、日本を代表する和食としての焼き鳥を世界に通じる食文化に築き上げること、その活動によってそれぞれの地域の活性化を推進すること、また、子供たちが憧れ夢の持てる職業、産業にすることなどを目的とする全国やきとり連絡協議会が取り組む事業の一つでございまして、平成19年9月の第1回の大会を皮切りに、毎年全国7大やきとりタウンというものを中心に開催をされている大変集客力のあるイベントでありまして、その全国的に集客力の高いやきとリンピックを起爆剤として、本市産業の振興及び観光の振興を図ることを目的として開催したいと考えております。 次に、この主催はどこかという2点目の御質疑ですが、この事業は、第13回全国やきとリンピックin海南運営実行委員会が主催するというふうに想定しておりまして、実行委員会の構成メンバーとしては、海南市、海南商工会議所、下津商工会、紀州漆器協同組合、海南特産家庭用品協同組合、JAながみね、JR西日本、和歌山バス株式会社、ヤマト運輸、海南警察などで構成する予定としております。また、この事業は、全国やきとり連絡協議会が共催として参画することとなっております。 続きまして、3点目の実績でございますが、この事業は先ほどもお答えしましたが、平成19年9月に福島県福島市にて第1回が開催され、以降毎年、全国7大やきとりタウンと呼ばれている市や町を順番に回って開催していっておりまして、一昨年はイタリアのフィレンツェなどでも開催をされております。直近では平成30年9月、昨年9月ですけれども、山口県長門市にて第12回大会が開催されておりますが、このときには6万5,000人の方が集まったというふうに聞いております。 したがいまして、集計を見ますと、毎年、大体7万人から8万人、多いときでは2日間で10万人の来場者を集めているという大きなにぎわいのあるイベントであるというふうに聞いております。 続きまして、4点目のPR効果につきましてですが、開催に至った場合にはということですが、この事業、今まで近畿圏内で開催をしたことがないということで、近畿では初めての開催ということから、これまでの開催実績を見てみますと、県内外から多くの方々が来場されるということが見込まれますので、この機会を捉えて、本市の特産品である漆器や家庭用品とか、また地元の農水産物並びに日本遺産に認定された黒江の街並み、そして全国鈴木姓の発祥の地であること、またミカンとお菓子発祥の地であることなど、さまざまな観光資源についても大きなPRができるものと期待をしているところでございます。 平成27年9月に開催された埼玉県東松山市において開催された第9回大会では、メーン会場及び地元の農水産物等の販売実績が、その会場に関係する店全体で約3,900万円であったというふうに聞いておりまして、本市への経済効果も大きく期待できるものと考えておりまして、また、関係者のお話をお伺いしますと、近隣にあるスーパーであったり、コンビニであったりというところから食品という食品はほぼなくなっていくとか、自動販売機もほぼ売り切れになるとか、そういうような情報は聞いておるところでございます。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) このやきとリンピックの中心になって毎年やっているのが、全国7大やきとりタウンと言われましたけれども、どこでしょう。初めて聞きました。まず、7大やきとりタウンがどこなのかというのをお答えいただきたいと思います。 それと、以降、毎年7大やきとりタウンと呼ばれる市やイタリアのフィレンツェなどで開催されたということなんですけれども、じゃ、この7大やきとりタウンでずっとローテーションしてやっていたのか、それとも、それ以外にもいろんな市がそれに参加していたのか、ちょっとイメージができないんです。そうですね、この7大タウン以外で、もしどこかやられているところがわかっていれば、お答えいただけたらと思います。 3点目ですけれども、メーン会場ですごく販売実績があったというお話なんですけれども、ではこの海南でそれを開催するにおいては、メーン会場をどこにしようと考えられているのかということ、それと、来年度に開催されるということでしょうけれども、大体いつごろを予定されているのでしょうか、お答えいただけますか。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 5番 和歌議員の再度の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目の7大やきとりタウンというのはどこかという御質疑でございますが、これは北海道美唄市という市、そして同じく北海道の室蘭市、そして福島県福島市、埼玉県東松山市、愛媛県今治市、山口県長門市、福岡県久留米市が7大やきとりタウンということで、やきとり連絡協議会の組織をつくっておられるということをお聞きしております。 そして、この7大やきとりタウンと言われているところ以外で開催した実績はあるのかということでございますが、第10回大会、2016年には長野県上田市でどうも誘致に成功したということで、7大やきとりタウンをローテーションで回っていくこのイベントの中に、誘致することに成功したということで、この年はたしか大河ドラマで上田市がいわゆる真田幸村の関係で盛り上がっているときに、こういった事業として呼びたいということだったというふうに聞いております。 それ以外のところでは、先ほど申しましたように一昨年、2017年10月にはイタリアのフィレンツェでされているというふうには聞いております。 次、会場をどこでやるか、そしていつやるのかという御質疑ですけれども、これに関しましては、今のところですけれども、メーン会場については海南駅周辺ということで予定をしております。 また、日程につきましては、平成31年10月11日金曜日、そして12日土曜日、10月13日日曜日及び翌14日ということで、4日間の日程のうち土曜日と日曜日が一般の方を対象とした焼き鳥の提供ができるイベント、そして金曜日になりますが、10月11日金曜日には出店者などの関係者で前夜祭をやるということで、大体120人ぐらいでやるということを聞いております。また、翌月曜日の14日ですが、これはもう全国から来られた出店者の方々が、海南市内の観光をしていただくというふうになっておりまして、大体4日間の日程で開催する事業でございます。 ○議長(川崎一樹君) 5番 和歌真喜子君 ◆5番(和歌真喜子君) ありがとうございます。 このやきとリンピックという事業が7大やきとりタウン以外では長野県上田市ということですけれども、上田市の場合はこの真田丸で盛り上がっていた時期にちょうど合わせて盛り上がったのかなとは思うんですが、今度、来年度、海南市でやるということで、どこまで盛り上がってもらえるかなというのは期待もしますし、心配もします。 実は、海南駅周辺ということになると、今元ココの跡地とか、広いあいている場所とかもありますし、あのあたりとか、あとは海南駅の反対、東側あたりなのか、そのあたりなのかなというイメージはしますし、商店街を巻き込んでやるんであれば、商店街にも来てもらうことを考えればあのあたりがいいのかなとは思ったりもしますが、来年度ということにちょっとなぜと思うところがあります。 というのは、再来年4月には市民交流施設がオープンするわけですよね。そのオープンの盛り上げにも一緒に寄与してもらえたらという思いと、あと、そういう横で工事しているという状態、食べる物をやるのにその横で工事しているというのはどうなんやろうという。その工事ともうちょっと離れた場所でやるのか、そのあたりもちょっと気になりますし、やっぱりそれよりはきれいなできたての施設と、あそこの設計上でいったら芝生があるところでゆっくりと座って食べてもらうとか、そういうふうなことも考えられたんではないのかなと思うんですが、そういうオープンと絡めるという発想はされなかったのはなぜでしょうか。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 再度の御質疑にお答えいたしますが、まず、1点目の駅周辺と先ほどお答えしましたが、具体的に言いますとココの跡地を使って、周辺道路も通行どめの規制を入れて、夏のふるさと海南まつりを御存じの方は何となくイメージがわくとは思いますが、海南駅の前の国道を歩行者天国のような形にして来場者の安全を確保していくということを考えております。 そして、駐車場については、マリーナシティの中で用意をして、それをピストンでシャトルバスで運ぶような形も想定しております。 続いて、2点目の交流施設が建設中だが、それに絡めることはできなかったのかという御質疑ですけれども、これに関しましては、私どもがこのイベントを先ほど申しましたように7大やきとりタウンを回っていくローテーションの中に入れていただくということもありまして、全国やきとり連絡会との協議の中で、平成31年度ということで打診をいただき、それに向けて準備をしていくという形になったものでございます。 ○議長(川崎一樹君) 以上で通告による質疑を終了します。 次に、本款について質疑のある方ございませんか。 15番 栗本量生君 ◆15番(栗本量生君) 1点だけ。今まで皆さんのいろんなお話を聞いていると、このやきとリンピックに地元の焼き鳥の業者さんがどういう立場で参画できるようになるんですか。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 中阪産業振興課長
    ◎産業振興課長(中阪雅則君) 15番 栗本議員からの御質疑にお答えいたします。 やきとリンピックに地元の事業者がどのように参画するのかということでございます。 海南市にも焼き鳥を販売しているお店が複数ございますが、そのお店については参画いただけるように今調整中でございます。 また、周辺道路におきましては、先ほど和歌議員にも御答弁させていただきましたが、農産物であったり水産物であったり、また漆器等の地場産品、お酒もございますが、そのような物を販売できるような店を出していただくこと、そして、近隣の商店街にも働きかけを行い、商店街の方々にも出店いただけるような、多くの方々にこの事業に参画していただこうと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 15番 栗本量生君 ◆15番(栗本量生君) オークワの跡地、そこやろうなと思っていましたけれど、ただ、そこでやるんやったら、駅前の一番街にある空き店舗、空き店舗ちゅうよりもころっとあいているところたくさんあるように聞いていますけれども、それを全部取っ払って整備し直したらどうですか。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 15番 栗本議員からの再度の御質疑にお答えいたします。 駅前の空き店舗のお話いただきました。このイベントにかかわらず、駅前が、議員御発言のとおりかなり寂れていっている状況でございまして、私ども産業振興課としましても、海南市の商店街連合会が解散していく中、できるだけ皆さん方を引きとめるというか、つなぎとめるために、商店会の連絡会のようなものを組織したり、できるだけ横のつながり、そして連絡ができるような形を取り組んでしているところでございます。 議員御発言のとおり、この駅前の空き店舗、本当に頭が痛いところでございまして、何人かのオーナーといいますか、店をお持ちの方々にお声がけをさせていただくんですが、もう店を誰かに貸す気はないとかそういった声が結構多くて、もう一つは、やはりトイレの問題ですかね。トイレが1階にしかなくて、誰かに貸したときにトイレが共有になるのがちょっと困るとか、さまざまそれぞれのお抱えのお悩みというか条件がございまして、この辺を解決するのはなかなかそう簡単にはできないというのが今の実態でございまして。 しかしながら、できるだけ新しい店舗に入っていただけますように、今後も引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 15番 栗本量生君 ◆15番(栗本量生君) しかし、こんな機会あれば、借るんじゃなくて、買うても構へんの違うん。思い切ったことやらんと海南市の発展はないで。 ○議長(川崎一樹君) 答弁よろしいですか。 他に御質疑ございませんか。 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 1点だけ、すみません。 175ページの中小企業の利子補給制度です。これ、ことし200万円ばかし、また予算で下げられているのですが、この利子補給制度は、中小企業にとっては大変喜んでいただいていると思うんですけれども、来年度のこの予算はなぜこういうふうに下がってきているんでしょうね。その点だけ答えてください。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 6番 岡議員からの中小企業不況対策振興融資資金の利子補給事業についての御質疑にお答えをいたします。 なぜ、こんなに予算が減ってきているのかという御質疑でございますが、全国的な景況感が改善していく中で、セーフティーネットの補償を受ける事業者が激減しておりまして、同補償制度を利用した融資に対する利子補給金も減少しております。県の制度融資やマル経の融資の件数も減っていく傾向にございまして、そのような中で、実際に決算額で申しますと、平成27年度では1,000万円を超えていた決算額が、平成28年度865万6,000円程度、そして平成29年度が810万円程度、そして平成30年の今の現状、この時点での現状ですが、もう655万円程度まで下がってきております。 したがいまして、今現在では、この利子補給制度を活用するという方がほぼいらっしゃらなくなってきているのが現状でございまして、現状に合わせた予算を組んでおりまして、また、これが当然ふえていくということであれば、その増額も含め検討する必要があると考えております。 ○議長(川崎一樹君) 6番 岡 義明君 ◆6番(岡義明君) 融資の利子を補給するということで年々減ってきているということなんですが、それならばそれで、また新たに、前に直接融資も海南市はやっていましたけれども、直接融資もいろいろ問題があったということでやめてもうたんですけれども、何らかの形でやっぱり今の中小企業を元気づくように、そしてまた困っているところを助けるようなやり方はないんかなと思っているんですけれども、そう言うていても仕方ないんでね。 質問としては、これにかわって新たなそういった中小企業を元気づけるような方策を考えていただきたいんですが、その点はどうなんですか。 ○議長(川崎一樹君) 中阪産業振興課長 ◎産業振興課長(中阪雅則君) 6番 岡議員の再度の御質疑にお答えをいたします。 新たな中小企業を元気づけるような制度はどうかという御質疑でございますが、あくまでも利子補給というのは、その借りた事業主の方々がお困りということで、それを助けていくというのが基本的な考え方、支援をしていくということでございます。 一方では、起業していく方々への助成金も含めた支援もさせていただいており、そして商工会議所、商工会等も国の認定を受けた計画で事業が拡大できるような状況にもなってきておりますので、そんな中で中小企業の方々、海南市は中小企業のまちとも言われておりますが、この中小企業の方々をしっかりとサポートしていくよう、商工会議所及び商工会等と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えています。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって6款商工費に対する質疑はこれで終了いたします。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日3月8日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。                           午後4時53分延会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長   川崎一樹  議員   岡 義明  議員   栗本量生  議員   米原耕司...